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医者の不養生 紺屋の白袴

 

こんにちは。理事の才木です。

 

今日の長崎はどんよりとした曇り空です。昼食は、長崎皿うどん細麺です・・・こう書くと、長崎の人はいつも皿うどんを食べている

みたいですが、意外にたまに食べるだけです。

 

人は案外思い込みで物事を判断している場合が多いような気がします。

 

フィットネスの仕事しているから運動や健康の知識はなんでも知っているでしょう、トレーナーやインストラクターだから腹筋はもちろん6パックでしょう、体脂肪かなり低いでしょう、食事もスゴク気を遣ってるのでしょう、と当たり前に思っている方もいらっしゃいます。

 

同じ様に、医師だから、身体のことや健康づくりのこともなんでも知っているだろう。。。さらに看護師という職業の方も、

同じ様に健康づくりに関しての知識と日常生活での実践はお手本になるくらい優秀だろう。。。

 

と思ったこともありましたが、その実情をきいて聞いてびっくり!「うそでしょ?」ということも。

 

食習慣の乱れに驚き、運動習慣のなさに驚き、喫煙習慣にさらにぶっ飛び、アルコールの量にうなだれるほどに、実生活と健康づくり生活のかけ離れた現実をみた気がしました。

 

医療従事者といえども、フィットネス従事者といえども、生活の基本習慣の栄養、運動、休養がまだまだ浸透していない事が良く分かります。ましてや、フィットネスに携わる人が「ちょっと一服してきます」なんて言ってる場合じゃありませんね。

 

私たちの仕事はフィットネスによって、ひとりでも多くの人が、自分の人生を快適に過ごしていけるような身体づくりを目指して、

伝え指導し、広めていかなければと思っています。

 

しかもただ、指導するだけではなく、自分達もフィットネスを実践してこそ本当のフィットネスの価値を実証できるのだと思います。

 

医者の不養生、紺屋の白袴とならないよう、みずからをフィットネス実践者として見せていくことも大事な仕事だと思ってやっていくことが大きな信頼につながっていくのだとも思います。

 

自分の周りの人達を健康にしてあげたい、身体を良くしてあげたいと思うのであれば、なおさら、まずは自分自身の身体を省みていくことが、最終的にはお客さまの気持ちに寄り添った細かい指導につながり、喜んで下さる方が増えていくことでしょう。

 

指導者のそんな姿をみて、励まされていく方が日本中に増えていくのはとても楽しみなことですね。