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小心者の独立の仕方

 

皆さん、こんにちは。

 

理事の橋本です。

 

先日、ちょっとビックリしたことがありました。

 

会社の代表者としての立場上、スタッフのお給料などを時々確認することがあります。

 

この間、スタッフの総支給額(額面)と振込金額(手取り)を見てみると・・・・・その差に愕然としました。

 

こんなに抜かれてるんだ・・・・・。

 

私も38歳(2006年)まで、18年間サラリーマンをしてきたので、その差を理解しているつもりでしたが、なんか当時とは次元の違う抜かれようでたまげました。

 

私なりに、できる限りのベースアップをしてきたつもりでしたが、そのほとんどは国や地方自治体、公的機関に流れていることがわかり、なんだかガッカリを通り越して悲しくなってきました。

 

この傾向は、今後ますます加速していくことでしょう。

 

少子高齢化なのでどうしようもないし、実際に政府もこの方向で動いています。

 

要は「今後、手取りはほとんど増えない」ということです。

 

私たちの与り知らないところで料率がどんどん引き上げられ、勝手にお金が抜かれていく。

 

それでいて、将来の年金もほぼ納めた分しか戻ってこない?(私の読みは甘すぎかも・・・)

 

今の若者は、このレベルすら期待できない???

 

こんな時代だからこそ、もし私が30歳前後の若者だったらどのように行動するだろう?と少し考えてみました。

 

 

まずは、雇用契約から営業性個人として業務委託契約などに切り替えてもらうよう会社に依頼します。

 

こんな時代であることと、会社が負担している社会保険料などが軽減されること。

 

それでいながら、業務に大きな穴が空かないことから、基本的には受け入れてもらえるでしょう。(感情論がなければですが・・・笑)

 

もちろん、そこ1社では多少の減収になるかもしれませんが、最低限の収入を確保しながら、得意なことの複業(副ではありません)で必ず増収にもっていきます。

 

同時に節税も心掛け、出ていくお金も賢くセーブします。

 

こうして手にした「時間的・精神的自由とお金」を自己投資して行きます。

 

将来の正式な独立・起業のための準備・研修に回すのです。

 

そして、年収が800万円を超えるあたりになったころ、法人に切り替えていくのが税制面でもいいような気がしています。

 

実際、この2ステップ独立を、15年ぐらい前に行ったのが私です。

 

法人設立前の1~2年程度は、個人として活動していました。

 

何故か?

 

いきなりの起業・独立が怖かったからです。(笑)

 

最低限の収入を確保したうえで、将来への準備をしていく。

 

「これなら私でもできる」と当時思えたのです。

 

「独立をしてみたいけど、なんだか怖い」と思っている方。

 

一つの選択肢として、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

今の時代、働き方はもっともっと多様化していて、選択肢はいくらでも考えられると思いますよ!!