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「風情・情緒・趣」はエッセンス

 

こんにちは。理事の才木です。

 

ちょうど三分の一が過ぎた2021年の12月、いかがお過ごしですか?

 

歳の暮れともなると、猫の手を借りたいというくらいにやることが増えてきます。

 

いまは主夫という言葉も珍しくはなくなってきましたが、一般に主婦兼仕事の二刀流でいきますと、本当に忙しいものです。

 

それぞれの家庭によって大晦日の過ごし方に違いはあると思いますが、私の家庭は子供のころから両親の会社の仕事納めと同時に、家の大掃除やおせちの準備が始まりそれこそ慌ただしい日々でしたので、それを受け継いでか、12月は家の事と仕事の事で大わらわです。

 

そのせいか同じく仕事場に関しても、恒例の年末仕事、餅つき(機械)、お正月飾りなど日本の伝統的な行事をとりいれてお客様にも風情を楽しんでいただくようにしています。

 

お掃除やクッキングツールもずいぶん進化して非常に楽になりましたが、余裕ができた時間が余裕の時間になるとは限りません。

 

しかし、このひと手間ふた手間がお客様の心を一瞬でもほっこりしてくれていると思っています。

 

なんでも合理的になっていく世の中で、多少時間はかかっても尽くしていくことで目に見えないつながりを感じることができます。

 

若い社員も入社した時には、まったく知らなかったことも時間の経過と共に、何も言わなくても伝統的な恒例の行事をできるようになってきていますし、ちょっとした心遣いや気配りも自然にできるようになっていてビジネスに直結しないかもしれませんが、良い感覚・感受性は培われていると思っています。

 

私達が対象にしている人たちは、「風情・情緒・趣」などを感じとれる人が多くいるはずです。

 

そんな方々の生活の一部にジムやスタジオを取り入れてもらいたいと願うならば、生活に潤いを与える「風情・情緒・趣」の要素を備えている方が、お客様に1年を通して通っていただける確率も高くなるでしょう。

 

これは形にみえない大事な無形価値なので、将来、ご自分のマイスモールジムを構えるならばこの無形価値はエッセンスのような働きをすると思います。

 

他とはひと味違うスモールジムを築き上げることもできるはずです。

 

このエッセンスがお客様との関係性を末永く良好に保ってくれる可能性は大きいでしょう。