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選択肢と判断基準を示して選んでもらう

私は出張や旅行に行くと

地元のものをなるべく

多くの種類食べたい派です。

 

その土地の名物の食べ物や

地酒などの飲み物があったら

全種類頼みたいくらいです。

 

でもお腹のキャパシティは

40代半ばになり

 

「見るだけでお腹いっぱい」と

子供の頃大人が言っていたことが

本当だったのだと分かってきた年頃で・笑

それほど量は食べられません。

 

また健康のためにも

体型維持のためにも

 

余分なものは

なるだけ採りたくないくらいです。

 

またお酒も強いわけでもないので

地酒が6種類とかあったら

全て飲んでいたらベロベロです・笑

 

 

ですから私は

地元の名物やお酒を

ほんのちょっとずつ

多くの種類出して欲しいのです。

 

なるべく残したくもないですし。

 

 

しかしお店側が

お腹いっぱいで

満足して帰って欲しいからと

 

善意で1つ1つの食事やお酒の量が多いかったり

サービスでいつもより量多めにしてくれたりすると

ミスマッチが起こります。

 

食べたいけど食べられない

残したくもないから

頑張って食べ切るけど

 

お腹にたまってしまうし

食べ過ぎの罪悪感も感じる。

 

 

そんなミスマッチが

トレーナーとしても

起きているかもしれませんというのが

今日の本題です。

(前置きにお付き合い

ありがとうございます!)

 

・お客様は筋力・体力をつけたい要望だが

 その日の「疲れている」という発言を考慮して

 強度を下げたトレーニングにしたら

 お客様が物足りなさを感じてしまっている

 

・お客様はお腹引き締めの要望だが

 腰痛があるのでトレーナーは腰痛改善を

 メインに話してしまい

 お客様の求めているものでなくなる

 

こういったトレーナーとお客様の

すれ違いは全国のジムで起こっているでしょう。

 

 

ではどうするか?

 

解決策の1つは

 

「選択肢とその判断基準を示して

 お客様に選んでもらう」

 

ではないでしょうか。

 

 

先ほどあげた前者の例なら

 

「今日は疲れているとのことで

 いつもより3割強度を下げても

 いつも通りの強度どちらもできます。

 

 明日のお仕事に疲れを残さないことを

 優先させるなら3割強度を下げて

 

 冬までに筋力をつけることを

 優先させるなら少し頑張って

 いつも通りやってもいいと思いますが

 どちらにしますか?」

 

となるでしょう。

 

そうするとお客様が

自分の意思で判断基準をもとに

選ぶことになるので

納得感が高まります。

 

選択肢も示さずに

なんか違うなと思われながら

やるのでもなく

 

選択肢だけ示しても

何を根拠に判断すればいいのか

分からないと

 

「それが分からんから

 ジムに来てトレーナーに聞いてるの!」

とお客様に思わせてしまうかもしれません。

※トレーナーとしてお勧めの選択は

伝えることもいいと思います!

 

 

ということで

トレーナーとお客様とのミスマッチを

起こさないためには

 

「選択肢とその判断基準を示して

 お客様に選んでもらう」

 

という方法も選択肢に入れてみるのは

いかがでしょうか。

 

地元一番人気の○○が

お腹いっぱい食べられる

○○満腹セット』がありますが

どちらにしますか?」

 

と選択肢と判断基準を

示してくれると

私は物凄く嬉しいのです・笑