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『3つの目標』をジム経営に活用しよう!

 

宮崎県に行き「青島太平洋マラソン」に参加して

フルマラソン(42.195㎞)を完走してきました。

 

私としては3年ぶりのフルマラソンでしたし、練習もほどほどでしたので

以下のような3つの目標を立てました。

 

『最上級の目標』 ・・・これが達成できたら言うことないという目標、色々な好条件が重ならないと達成できないもの。ガッツポーズが出ちゃうくらいの嬉しさを感じる。

 

今回の『最上級の目標』は

「怪我無く4時間30分以内で完走する」

 

 

『妥当な目標』 ・・・想定外のことがおこっても創意工夫で達成したい目標。ホッとひと安心するような喜びを感じる。

 

今回の『妥当な目標』は

「怪我無く(制限時間の6時間以内に)完走する」

 

 

『最低限の目標』 ・・・どんなことがあっても達成するマストな目標。できなかったらかなり凹む。

 

ということで今回の『最低限の目標』は

「怪我無く帰宅する」です。

 

トレーナーという仕事をやり続ける限り

怪我をして仕事に支障をきたし

スタッフ皆に迷惑を掛けないためです。

 

 

結果としては怪我無く

4時間29分で完走できたので

「最上級の目標」を達成できました。

 

しかしこれは

・給水、栄養補給が予定通りにできた

・忘れ物が全く無かった

・前日夜しっかり寝られて、当日もバッチリ起きられた

・走行中の接触トラブル等が無かった

・途中から曇ってきて気温があがり過ぎなかった

・予定通りトイレに行けた などなど

 

良いことがたまたま重なった結果なのです。

 

 

何かしらのトラブルで

怪我をしそうになったら

 

『最低限の目標』のために

走るのを辞めていたかもしれません。

 

 

もちろん大会に出たからには

完走したいですが

 

「怪我無く帰宅する」ことは

最低限の目標、いうなれば必達の目標ですので

そこは冷静に判断します。

 

 

これはジム経営でも

当てはめると有効ではないでしょうか。

 

例えばイベントを実施する場合なら

集客目標で『最低限の目標』は

損益分岐点(収支プラスマイナスゼロ)の人数にして

 

『妥当な目標』は指導を行った際の

報酬分と同等くらいの収益があがり

 

『最上級の目標』は

収益が『妥当な目標』の3倍くらいになる

 

とするのもいいですね。

 

また「最低限の目標」を

行動の目標にしてもいいでしょう。

 

メンバーさん全員にイベントの声掛けをする

 

というのを『最低限の目標』にする

 

 

『妥当な目標』を損益分岐点の人数

 

『最上級の目標』が指導時の報酬と同額くらい

 

としてもいいですね。

 

これはイベントの難易度、スタッフの成長度に合わせて

 

最上級の目標、妥当な目標、最低限の目標を

 

ジム経営でも適切に設定していきたいですね。