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『大赤字』でも目指すチームにとって必要な時間

スモールジム協会理事で

株式会社nanoの代表取締役の

高橋順彦です。

 

株式会社nanoでは

半年毎に「nano合宿」をしています。

 

これは菅平高原に行き2部練習をする

体育会系の部活の合宿ではなく・笑

 

参加できるスタッフの全員が参加し

1日使って、次の半年~1年について

話し合ったり

スタッフの相互理解を深めるワーク等を行う

時間としています。

 

 

今回は17名のスタッフの中で

9名が参加となりました。

写真はその合間で撮ったものです。 

 

 

経営者視点で考えますと

 

9人のスタッフを丸1日拘束する人件費

気持ちを新たにするために話し合う場所を借りる会場費

合宿中の飲み食い代の食事費

 

が掛かります。

 

そしてその日だけで考えると

売上は1円もないので

 

その日の「損益計算書」で考えると

大赤字です・笑

 

 

労務面で考えても

貴重な休日1日を

9名分取れなくなるので

 

他の日に取ることになり

シフト調整に影響が出ます。

 

 

また当日だけでなく

部門の責任者は

事前に経営者である私と

 

次の半年~1年の方向性を

詰めるために

 

売上、利益はもちろん

現状を把握するための数値をピックアップし

 

数値には見えない課題を聴く為に

スタッフにヒアリングをしたりと

準備にも時間が掛かります。

 

 

と「nano合宿」は

お金も時間も結構掛かりますが

開催し続けています。

 

私が目標と施策を決めて

伝えるだけだったら

書面で伝えるだけで終わります。

 

しかし開催する理由は、主に2つです。

 

・主体的に目標を決め、課題を考え

 改善策を考え続けることで

 「スタッフのやりがいと成長」が得られる

 

・意見を言うことで何でも言える環境

 会社のことを自分ごととして考えられるようになり

 またスタッフの人となりを知ることで、サポートし易くなるなどで

 「一体感」を高める

 

 

私は会社の責任者として

 

健康な方を増やすことで

社会に貢献しつつ

その領域を少しずつ広めることで

「売上」をあげ

 

その活動が継続するために必要な

適性な「利益」をあげつつ

 

共に働くスタッフが「一体感」を感じながら

「やりがいと成長」を得られる会社に

していきたいとの想いがあるので

 

『大赤字』でも

開催し続けます。

 

改めてですが

会社などの組織運営は

 

時間とお金を何に使うかで

目指すチーム・組織に

中長期的に近づいていくのではないかと

改めて感じました。