· 

交流が生まれる現場

 

こんにちは、理事の神谷です。

 

いよいよ桜が咲き始め、事業所の前の桜並木もあっという間に咲いてしまいました。

 

最近、「他の方との交流が楽しい」というお声を各現場でいただくことがあります。

これは施設内の現場、施設外の現場ともにあり、私たちとしても嬉しく感じるお言葉の一つです。

 

特にここ2~3年はこの交流について、考えたり意識したりすることが増えました。

 

「こんなに断絶した社会で良いのだろうか」

断絶を仕掛けられているとすら思える状態でした。

 

それまでの健康づくりやフレイル予防など、私たちが取り組んできたことの重要な要素の一つとして

「社会参加(つながり)」がありました。

 

しかし、元気な心身のために大切なこととして推奨されていたことが、ある時を境に一変する。

それはあくまでも急場を凌ぐ「一時的なもの」という位置づけだったかもしれません。

ですが、これだけ長く続くとそれが徐々にスタンダードにもなっていく。

 

一方で海外に目を向けると、国にもよりますが欧米などからのテレビ中継をみると

確実に社会生活を取り戻しつつあり、マスクをしている人を見かけません。

 

人々が楽しそうに交流している様子もよく見かけます。

 

見ているとなんだか楽しそうです。

 

人間には交流が必要で、心身が元気になる現場が必要。

 

これは私の中で確固たるものになっています。

 

私たちが取り組んでいることは、このことに少なからず貢献できるはずです。

 

とは言え、例えば初対面同士だとまだまだ心理的障壁が高いのも事実です。

 

その障壁を乗り越えるためには、その場を提供する私たちがより良い働きかけをして

交流が生まれるようにしていくことが求められます。

 

集団の中の一対一を大切にすることはもちろんですが、同時にお互いの理解が深まる仕掛けも大切。

 

これは私もあちこちの現場で指導をしていて身に染みて感じているところです。

 

ここを乗り越えることが出来れば、毎回通うのが楽しくなる現場に。

 

ジムは通いの場。

楽しさと秩序ある通いの場として発展していけるように、チームとともに取り組んでいきたいと思います。