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最悪も想定しておく

 

皆さん、こんにちは。

 

理事の橋本です。

 

今日のブログはスモールジム1号店である「Let‘s伊東店」の近況と、そこから見えるスモールジム経営のヒントについて記してみます。

 

Let‘s伊東店のオープンは2020年7月。

 

新コロとほぼ同時期オープンをして、もうすぐ3周年を迎えます。

 

経営状況について正直にお話すると、お陰様で「盤石な状態」で順調に推移しています。

 

足元商圏(半径500m)の総人口は僅か1,673人。

 

半径1キロ圏内までのばしても、たったの6,250人です。

 

それでいながら、カーブスさんをはじめ競合クラブは3つほど存在している、なかなか厳しい地域です。

 

それなのに安定経営ができているのは何故か?

 

一言でいうと、固定費を抑えた事業設計にしたからです。

 

もっと具体的に言うと「不動産賃借料」を極力抑えた上で事業を開始したのです。

 

金額まで言ってしまうと、月10万円です。

 

私は事業を始める際、基本的に最悪を想定して、その参入の可否を判断します。

 

「ビジネスは小さく始めて、大きくして行くもの」なので。

 

また、勝つことよりも、まずは負けないことを優先するようにしています。

 

だから、50人集客でも成り立つモデル。

 

最悪40人でも、ギリ何とか凌げるモデルを考えました。

 

それで行きついた先が「家賃は月10万」だったのです。

 

Let‘s伊東店はある意味「想定通り」定員ラインまで集客は到達していません。

 

厳しい地域なので・・・・。

 

定員の75%ぐらいと言ったところでしょう。

 

でも、スモールビジネスに徹したこと(固定費を下げたこと)が、とりあえずの勝因であったと思っています。

 

緒戦に勝つことが出来たので、次のステップに思考を切替え取組み始めました。

 

それは本事業による「一定の利益を事業拡大のため、投資に回して行く」ことです。

 

ここで、ちょっとの利益を貯め込んで行くようではダメだと思うのです。

 

自己研鑽や商品磨き、そして集客戦略などに・・・・。

 

そうすると、ドンドン循環の輪が回りだす。

 

そして、その輪が次第に大きくなって行く。

 

そんなイメージを持って「Let‘s伊東店」を、大事に大事に育てて行こうと思います!