こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。
本日は「それこそスモールジムの出番だ!」という話を。
つい1ヵ月前に不運ながら雪道で転倒し骨折してしまったメンバーさんがいらっしゃいました。バランストレーニングを毎回行っているとはいえ、そしてどんなに気を付けていてもしょうがないことはあります。
そして病院ではギブスをして安静にするようにと言われたそうです。しかしそのメンバーさんはじっとしてても身体が弱くなるだけだと考え、私に連絡を下さいました。
現在の状態と診断結果、そして本人のお考えを聴いた後で、ジムにお越し頂いて、現時点でできる範囲での運動内容とその根拠を提案させて頂いたところ快く「良かった!やります!」と言ってくださいました。
電話を終えた後に「これこそがスモールジムの本分ではないか」と思いました。
先週前田さんが書かれたように、一般的なフィットネスクラブやボディメイク系ジムであれば、骨折となると「しばらく休みましょう」となります。この時点でやはり「運動好きが運動するための場所」の域を出ないでしょう。本当に運動が必要な人を置いてけぼりにしていることと同じなんですね…。
私達スモールジムには「メンバーさんを要介護にしない」という方向性があります。要介護認定を受ける高齢者の中で骨折が原因となっているケースは2割程度と言われているそうです。骨折、入院によるさらなる運動機能の低下、また血流悪化による脳血管系…という間接的な悪影響も考えればさらに多くなるかもしれません。
そういう原因となるものを排除し、メンバーさんの人生を永く、より良いものにすることこそが私達のやるべきことだと思っています。
怪我や痛みが原因で運動習慣を諦める方、医療機関の治療を終え日常生活へ復帰するだけでなく、毎日を快適に過ごしたい方。そういった人達の助けになるためにも私達トレーナーは知識と技術を身に付け、そして何より困った時に頼って頂けるような信頼される人間になりたいものですね!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。
