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「運動するだけだったらとっくに辞めてた」

こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。

 

先日私の運営するスモールジムフレアーで、メンバーさんのお店を貸し切らせて頂き懇親会を行いました。

 

話の流れで「どうすればメンバーさんにもっと楽しんでもらえるか?」といういつの間にかディスカッションタイムのようになりました(笑)

 

みんなでマラソン大会に出る、フレアーテニスサークルを開く(私が中高とテニスをやっていたので)など現実的な話から、ウイスキーバーFlareを開く、市長になる?など冗談のような提案までありましたね(^^♪

 

その中で3年間通われているメンバーさんがぽろっと仰ったのが「運動するだけだったらとっくに辞めてるよね~」という一言です。

 

これは一見ショックな言葉?のようですが、私にとってはこれ以上ない誉め言葉ですね!

 

スモールジムは週1回50分のレッスンがメイン商品で、ここの価値を高めていくことが重要なのは言うまでもありません。

 

しかしメイン商品以外の情緒的価値を高めていくことも同じくらい重要で、むしろメンバーさんによってはメイン商品以外の価値に重きを置いていることもあるんだなぁと改めて感じた次第です

 

私のスモールジムフレアーで言うと週1回50分のレッスンの他に…

 

■毎月のミニイベント

 

■3ヵ月に一回の大イベント

 

■2ヵ月に一回のジム外での懇親会やイベント

 

■週2回のコラム配信

 

■月3回のミニセミナー(動画)配信

 

など年間で決まっているものは上記の催し物になります。この他に時期や季節に応じてゲリラ的に開催したりするものもあります。これは私だけではなくて、全国のスモールジムで実施していることですし、私などよりも高頻度で開催実施しているオーナーも多くいます。

 

もちろんこれら一つ一つはどうということは無いかもしれません。やったからといって退会が減るわけでも、継続率が上がるわけでもないかもしれません。

 

ただこういった経営者の思いの籠った一つ一つの行動や催しが長い年月の中でメンバーさんとの絆を育み、いつしか価格や競争とは無縁となる盤石のジムをつくることに繋がると思っています。

 

コロナ渦で顧客が離れていった店、逆に応援された店の違いはここにあります。

 

日頃から顧客と接点を築き、高頻度なコミュニケーションで関係性を築いてきたお店は応援され。

 

一方で顧客軽視の経営をしてきたお店はその瞬間に見放されました。多くのフィットネスクラブが典型的な例です。

 

予算達成経費削減の為にスタッフを減らし、月会費の変更を繰り返し、未利用者を放置してきたクラブは応援されるわけもありません。

 

運動する場所、正しい運動指導をすることなどは当然で、大事なのはそれを継続した後に何が実現できるのか、どんな生活が待っているのかを見せること。

 

また経営者の思いやトレーナーの人柄に触れて頂き、人対人としての関係性を築くこと。思い出や「楽しい」感情を提供し、ファンになって頂くこと。

 

心を幸せで満たし、良質な繋がりを提供し続ける場こそが今後必要とされる事業だと、そう強く認識した懇親会でしたね!

 

実現のために最大限の行動をしていきます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。