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「慣れ」と「信頼」のバランスを考える

 

こんにちは。


スモールジム住吉東京(東京都江東区)代表トレーナーの濱田です。

 

 スモールジムでは基本営業スタイルを4週間としているため、多くの店舗で「毎月28日」で営業が終了します。そして5週目がある所は営業自体は休みとなり普段出来ないイベントをしたり、休暇にあてるなどその裁量はオーナーさんに委ねられています。

 

2月はもともとが28日で終了となり、休館日がなく翌日からすぐに3月がスタートするという1年の中でもめずらしい日程でした。※ちなみに昨年はうるう年で29日があったので、4年に1回は休館日があります。

 

少なくないメンバーさんから「今月お休みないの?」「休まなくて大丈夫なの?」といったお気遣いを頂きまして、本当にありがたい限りです。

 

最終日くらいは休館日にしても良かったかと思いますし、「休みが少なくて疲れないか?」と問われれば、人間ですから一定の疲労を感じる事も事実ですが、そこは絶賛営業させて頂きました。

 

実際、定休日以外でお休みさせて頂く事もあり、その折には該当曜日のメンバーさんには(当然ながら)理由を説明するのですが、皆さん快く受け入れてくれます。

 

いずれにしてもその様な優しい気遣いのある言葉をかけてくれると益々やる気にさせてくれます。

 

一方で「関係性」という名の元に甘えてもいけないとも感じています。

 

スモールジムはメンバーさんとの接点距離が近いという事もあり、大型クラブや無人型ジムと比較した時に関係性が構築しやすいというメリットがあります。それは素晴らしい事ですが、一定の関係性があるがゆえに「慣れ」が出てくる事は危険だと思います。

 

スポーツでも何でもそうですが、初期の頃は緊張感もありますが、一番危険なのは「慣れてきた頃」です。

 

だからといってずっと距離感を保ったままだと、メンバーさんの心も離れて行ってしまうので、匙加減が必要な所です。

 

関係性を構築しながらも、そこに甘えない。根底にあるのは「価格以上の価値を提供する」というシンプルですが、成功する企業はやはりここを大切にしている気がします。

 

それでは、明日のスモールジムブログもどうぞお楽しみに!