こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。
つい先日メンバーさんとお話していましたら「近くに大きなマシンピラティス専門ジムができて、マダム達が飛びつきそうだね~(笑)」「そうですね(^^♪」というような他愛のない話をしておりました。
そういえばつい2、3ヵ月前もインスタグラム投稿をしている時に「マシンピラティスが青森に初上陸!」という別のジムの広告を見ましたね。この発信をしたジムさんはもう「初」ではなくなってしまったということですね。
また市内のパーソナルジムでもそれを受けてなのか「ピラティス導入!」という文言をちらほらと目にします。
このような一連の発信を目にして私が思ったのは二つです。
一つは「最新、最安、初などは瞬間風速的な強みにしかならない」ということ。
二つ目は「何でお客様を幸せにしたいの?」ということです。
当然ですが当時は最新でも時間の中で目新しさはなくなってしまいますし、その時は地域最安でもどんどん価格競争に巻き込まれていくだけです。そして初、もいずれ後発企業が出ればそれで終わりです。
初や最新を掲げてお客様が来たのであれば、他に初や最新ができたらそっちに行ってしまうでしょう。最安に惹かれて来たお客様は、それよりも安い商品ができたならそちらに移ってしまいます。
常に最新、最安、初を求めていけるのは一握りの大企業だけで、一位以外の弱者企業がやろうものならすぐに疲弊してしまいます。それにお客様は最新が欲しいわけでも初が欲しいわけでもありません。自分にとって本当に価値のあるもの、であり、それは自分の人生を良くしてくれるという確信を持てるものです。
またこういった事業者さんの発信を見て思うのは「何(なに)でお客様を幸せにしたいのか?」ということです。
筋トレを提供して幸せにしたいのか?ヨガを提供して幸せにしたいのか?ピラティスを提供して幸せにしたいのか?それは実際何でもいいと思います。
ただ思うのは「そこに信念ってあるのかな?」ということです。
初期費用が安く済むからとパーソナルジムで開業して…
どこかの社長さんに取り入って高額パーソナル指導を売りつけ…
グループ指導が良さそうだと思ったらそれをやり…
ピラティスが流行りそうだと感じたからジムの名称を変え…
「運動」という意味で一貫性はあるのでしょうが、そこには「自分が儲ければ何でもいい」という我欲が見え隠れしているような気がします。
「何のために、誰のために、何を売るのかという信念がいる。」※「店は客のためにあり 店員とともに栄え 店主とともに滅びる」より引用
私達スモールジムには強固な信念があるという自負があります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。
