設立目的


2020年2月5日に一般社団法人スモールジム協会を設立しました。本協会は以下の3つの目的のために設立しました。私たちはトレーナーが自分のジムを持つことを全力で支援します。運動、栄養、休養の観点から適正な指導を普及させ、医療費増などの日本の健康問題を解決していきましょう!

 

    代表理事 遠藤一佳

代表理事 遠藤一佳


1つは「トレーナーのため」です。


今、日本の多くのフィットネスクラブでトレーナーが悶々としています。トレーナーとして専門力を磨いても、日々やっていることは予算管理や数字の追求、施設管理といったことばかりだからです。現場はアルバイトスタッフを配置し、自身は事務所当番とスタジオレッスンが中心です。だからといって独立して自分のジムを持つのは現実的ではないし、パーソナルジムのような高額料金も徴収したくない。そんな現状を嘆いているトレーナーがたくさんいます。だから、私たちはトレーナーが低出資で出店でき、お客さまに十分な成果を感じていただけるジムを考えました。

 

フィットネスクラブトレーナー

2つは「お客さまのため」です。


パーソナルトレーニング

今、多くの日本のフィットネスクラブはお客さまに望む成果を提供できていません。それは現場がアルバイトスタッフ頼みになっていることに加えて「施設が大きいこと」が大きな原因です。施設が大きいことで、必然的に会員数が多くなります。が、クラブが赤字になってしまうので、会員数に見合った人員を配置することができません。そのため人件費の低いアルバイトスタッフに依存したり、無人化したり、指導といっても1回目だけで、あとは基本的に放置ということになるのです。その結果、せっかく運動を始めても約半分の人が一年以内に退会しています。私たちは「スモールジム」というコンセプトでその問題を解決します。一般的なフィットネスクラブの会員数が3000名とか4000名なのに対して「スモールジム」は120人程度です。さらに1グループ5~6名のグループレッスンを実施するため、パーソナルトレーニングに匹敵するパーソナル指導を実現し、それをパーソナルトレーニング1回分程度の「月会費」で提供します。スモールジムは適正価格で、お客さまに十分な成果を感じていただくことができるのです。


3つは「社会のため」です。


日本の健康問題を見れば、ご存知のように医療費は増大する一方です。本協会設立時の直近の数字では2018年度の医療費が42兆6000億円と過去最大を記録しています。これを少子高齢化社会に伴う自然増と見ることもできますが、その一方で私たちは適正な「からだづくりの方法」が国民に普及していないことも大きな問題だと思っています。「〇〇健康法」「〇〇制限」「〇〇を食べれば健康になる」。様々な健康情報がマスコミを通じて世間に氾濫しています。しかしそれらの大半は世の中に正しいと認められている普遍的な医科学ではありません。多くの国民はそれらの情報に翻弄されながら日々を送ることを余儀なくされています。私たちはその状況を改善し、運動、栄養、休養の観点から適正な指導を普及させ、医療費のお世話にならない人をひとりでも多くつくっていきたいと思っています。以上が本協会設立の目的です。

スモールジム協会設立の目的

「ハチドリのひとしずく」(光文社)
「ハチドリのひとしずく」(光文社)

「ハチドリのひとしずく」という物語(光文社)があります。これは火事で森が燃え上がる中、森の動物たちがわれ先に逃げていくのに、クリキンディという名のハチドリだけが行ったり来たりしながらくちばしで水のしずくを一滴ずつ落としていく物語です。動物たちは「そんなことをしていったい何になるんだ」と笑います。クリキンディは答えます。

 

「私は私にできることをしているだけ」

 

その森がどうなったか。この物語の続きは自分で考えることになっています。同書には以下のような続きが記されています。クリキンディは仲間を増やそうと思いました。

 

「それぞれが1羽ずつ仲間を増やすように伝えて!」

 

2回伝わると4羽が。3回伝わると8羽が。10回伝わると1024羽が。20回伝わると100万羽以上が。そして40回伝わると1兆羽以上のハチドリがやってきて、あっという間に山火事を消してしまいました。


あとは「ハチドリ」の物語の通りです。


当業界の最大の問題点は「ハチドリの精神がないこと」だと私たちは考えています。私たち一人ひとりはクリキンディになる必要があるのです。しかし、当業界には「自分が稼ぎたい」「自分が有名になりたい」という人が多くいます。その結果、自分の生活は良くなったのかもしれませんが、業界全体は良くなっていません。会員数100人のクラブが100あれば、1万人のお客さまが成果を感じることができます。トレーナーが一人ひとりにきめ細かい指導を提供できるからです。仮に会員数1万人のマンモスクラブがあれば、成果を感じることができるお客さまは10%くらい(1000人程度)だと思います。ここには10倍の差があります。その100人のクラブが500あれば5万人。1000クラブあれば10万人。あとは「ハチドリ」の物語の通りです。スモールジムが日本中に増えれば、今までの数倍の影響力を持って人々のからだをより良く改善することができるのです。

皆で協力して日本の健康問題を解決しましょう。


 私たちは「設立の目的」「ハチドリの精神」を共有できる人と行動したいと思っています。協会設立時に既に7クラブが考え方に賛同し参画してくれています。皆で協力して日本の健康問題を解決しましょう。私たちの考え方に賛同していただいた方は「私たちの理念ページ」をお読みください。よろしくお願いいたします。

メッセージ


理事 辰田祐介

理事 辰田祐介

私は大学卒業後、業界中堅フィットネスクラブに就職。トレーナー、水泳選手コーチを経て金沢、名古屋、横浜にて支配人、新店舗開発、全店営業統括、執行役員を歴任し、経営の経験を積んできました。その中で部長から課長代理という3段階の降格、減給、左遷という苦い経験もして徐々に経営、社会、人生について深く考えるようになります。そして、学んでいたMBAの取得と同時に起業。現在はスクール制ジム、パーソナルジム、カフェ&バーを経営しています。


試行錯誤の末にスモールジムという形に辿り着きました。


私はフィットネスを通じてグッドコンディションな人を増やしたい、関わる地域を元気にしたい、トレーナーが人生を楽しく暮らしていけるような業界にしたい。しかし、現実は甘くはありません。そのような想いを抱きながらも起業する以上は企業として持続的な成長を目指す必要がありますが、フィットネス業界にはビジネスモデルとして継続的に「食っていける」業態があるとは言えないのが皆さんも知る現状です。私はトレーナー、お客さま、企業にとってWin-Winとなれるビジネスモデルを模索し、試行錯誤の末にスモールジムという形に辿り着きました。

一人の力ではなく同志達と共に変えていける手段になると確信しています。


そして現在はスモールジムを軌道に乗せて順調に経営しながら、「運動、栄養、休養の観点から適正な指導の普及により、地域をグッドコンディションにすること」をミッションとして日々、真剣勝負を繰返しながら行動しています。そのひとつの答えが今回のスモールジム協会への立ち上げ参画です。スモールジムのビジネスモデルである、開業支援、トレーナー育成システム、経営サポート、の3点を有する当協会への参画がトレーナー、お客さま、フィットネス業界を一人の力ではなく同志達と共に変えていける手段になると確信しています。

あとはやるかやらないかだけです。


起業を迷っている方々。私たちトレーナーの提供価値はすでに明確です。ビジネスモデルも完成しました。あとはやるかやらないかだけです。共に行動しましょう。同志達と一緒に日本の社会保障費の増加に歯止めをかけて、トレーナーの力や社会における役割を今よりも明確なものに、そして大きなものに変えていきましょう。