皆さんはじめまして。
理事の辰田祐介です。
本日より新年度ですね。写真は立山連峰の日の出写真です。普段は金沢にいるのですが東京に行く際によく見る景色です。
天候が良ければ東海道新幹線からは富士山がよく見えますが、北陸新幹線からは立山連峰がきれいに見えます。
新しい節目なので縁起のいい写真からスタートします!
そして、まだ見ぬ同じ志を持つ方々とお会いできる日を心待ちにしながらこのブログを書いています。
「自分のジムを持つこと」を意識して頭でその光景を描きながら読んでもらえると嬉しいです。
僕の自己紹介は遠藤さんより頂いているのでここでは割愛しますね。
本日は僕が金沢市で経営するスモールジムについて運営している側からの生情報を新鮮かつリアルに紹介します。
まず、この協会のモデルにもなっているスモールジムのトレーナーの主な役割は「トレーニング指導とお客さまフォロー」が大半です。
いわゆるデスクワークは必要最低限しかありません。難しい提案書や複雑な事業計画や企画書を書くことも、日常的にはありません。
トレーナーの役割はお客さまの特性を知り、運動・栄養・休養の観点からより良いからだ作りのお手伝いに全力を注ぐことです。
これ、とても難しいことです。
何が難しいかというと「お客さまに全力を注ぐ」ことです。
一般的なフィットネスクラブでは、
施設の修繕や価格交渉と何度も返される稟議申請に膨大な時間を割かれ、
さほど使われもしない細かい会議資料の細目作成に忙殺され、
過剰にリスクテイク(会社の保身)されたマニュアルをこなすための雑務に追われ、
本部からコロコロ変わる方針変更やさほど優秀とも思えない中年上司の指示に困惑されて、
すぐにやめてしまうアルバイトの育成や研修計画の作成に手間どり、
時には自己中心的ともとれるお客さまのクレームに翻弄されて、
トレーナーとしてのスキルを自己研鑽の末に向上させても「それは当然」とされて、評価の対象にすらなっていない待遇があったり、
新型コロナの影響でフィットネスクラブを避けるような風評が生まれて、
その結果、溢れ出る休会と退会、
フィットネスクラブにおける自分自身の無力さを感じさせる程にコントロール不能な世相、
暗い話ばかりに見えますが、これが多くの現実です。
この通り一般的なフィットネスクラブのトレーナーには本来の役割を全うすることが極めて困難なのです。
もしも、この「お客さまに全力を注げる環境なのか?」について疑問を感じないのであれば、トレーナー業に専念できるような環境整備がされている会社なのか、
あるいは「そもそもお客さま対応を仕事のど真ん中だと会社側が思っていないのか、またはお客さまへの成果提供を会社側がさほど重要視していないか」のかのいずれかでしょう。
スモールジムではこの「トレーナーがお客さまに真剣になれる、全力になれる」環境に拘りと存在意義を持っています。
なぜなら、スモールジムでは
「トレーナーがお客さまに真剣になれる、全力になれる」
この本来の役割をやり遂げて、この目的を全うすることで、「売上」が生まれています。
そして、お客さまが長くジムに通ってくださいます。
すなわち、会社を存続できます。
要はトレーナーという仕事に真摯に取り組めばトレーナーは食っていけるのです。
但し、当然ながらその環境がなければ、あるいはその環境に自分がいなければ難しい。
スモールジム協会や僕たち理事の役割はその環境整備です。
詳しいサポート内容はここでは割愛しますがトレーナーがトレーナーとして、経営者として、身につけるべき基本から応用までが身につきます。
自分のジム×成長環境×トレーナー力=稼ぐ力
これで食っていけます。
どれかに依存するものではなく三輪です。
僕たちスモールジム協会はトレーナーがトレーナーの役割を全うすることで食っていける、稼いでいけることを立証したい。
そしてその価値を広く世の中に伝えていきたい。
だからこのスモールジムの事業モデルを考えて同志の皆さんと立ち上がりました。
「自分のジムを持つこと」と真剣に向き合っている方。
お会いできる日を心待ちにしています。
それではまた来週!