皆さんはじめまして。
理事の大岩俊貴です。
本日より木曜日のブログを担当させて頂きます。
自分の自己紹介は代表理事の遠藤さんより頂いているのでここでは割愛させて頂きますが、そのブログ内でご紹介頂きました通り、自分自身はスモールジム協会で『研修』の一部を担当させて頂いておりますので、主にトレーナー力などについて書かせて頂きます。
まずこの協会のトレーナー像を語る上で欠かせないのが『原理原則』主義の考え方です。
数年前と比較すると『トレーナー』という職業が少し市民権を得たことは事実としてあります。
ですがその一方でお客様の指導に対して、自分自身の体が変わったその1通りを正として指導したり、Aさんには効果が出たからその理由だけでBさんに指導をしたりと、自分の中の成功体験の事例を当てはめて指導をしているという現状も少なくはありません。
つまり母数も増えて市民権は一部得ましたがなんちゃってトレーナーもかなりの数増えました。
驚いたケースはYouTubeであるトレーナーが発信している内容をそのまままた別の方に指導をするという、もはや指導と呼べるものではありません。
果たして認知度は広がったけれどこれでいいのか…当然ながらいいわけありません。
スモールジム協会で大切にしていることは、現時点での『医科学で証明されている内容』に基づいた指導をすることです。
言葉にすると一見簡単そうで当たり前のように感じますが、業界を見渡した時に意外と出来ていないことだったりします。
ですので最高技術顧問の原田さんがスモールジム協会のシステムの大枠を構築し、自分がそのシステムと現場の橋渡しとなる研修プログラムを作成させて頂きました。
その『原理原則』の中核をなすものが『機能解剖学』です。
解剖学と聞くと=筋肉と考える人がいますが、決して筋肉“だけ”を覚える学問ではありません。
『機能解剖学』とは【人のからだの動きを『関節』『骨』『筋肉』などから科学的に分析する学問】と研修内でも定義しています。
正直この部分がきちんと理解しているだけで、世の中の体の不調の60%は解決に導けてしまうのではないかと思うぐらい大切なのに、トレーナー業界では平気で「機能解剖って難しい」とか「機能解剖学って苦手」などと言うことを耳にする機会がたまにあります。
これは英会話の先生が「英単語知らないんですよね〜」とか弁護士が「六法全書って難しいです」と言っているのと同じです。
あなたがクライアントであったらそんな人に頼みたいでしょうか?そもそも上記のような英会話講師や弁護士の方はそれで仕事が出来ているの?と思ってしまいます。
ですのでスモールジム協会ではトレーナーが本来のトレーナーとしての役割を全うすることで食っていける、稼いでいけることを立証したいと考えています。
まだまだ世の中にはダイエット以外でトレーナーが必要とされるフィールドはたくさんあります。
だからこそその価値を広く世の中に伝えていきたい。
前日ブログの辰田さんも仰っていた通り、だからこのスモールジム協会に参画させて頂きました。
「自分のジムを持つこと」と真剣に向き合っている方、機能解剖学に基づいた原理原則指導を改めて習得して世の中のトレーナーだから解決できる社会問題を解決していきたいと考えている方。
需要と供給はマッチしていません。
自分たちが社会貢献出来る可能性は無限大です。
研修等でお会いできる日を心待ちにしています。
それではまた来週!