理事の辰田です。
昨日、僕が日頃からお世話になっているBBTのビジネスインキュベーションセンターにて現在の事業をブラッシュアップさせるためのプレゼンを行いました。
本来は登壇者の表情や仕草や醸し出す雰囲気まで含めた総合的な印象も事業成否の判断基準となり必要とされるため、リアルの場で顔を合わせて開催されるのが一般的です。
しかし新型コロナの影響で全てオンラインでの開催となりました。
主催者も含めたオールオンラインです。教授陣も事務局も自宅からの参加です。
普段はとても立派な会場で行われるのですが、僕もからだupスクールLet's伊東のジムカウンターからの参戦でした。
ピリッと張り付いた雰囲気の中、行われるビジネスモッシュピットですがオンラインであったことから教授陣も自宅から参加していることもあり、普段のスーツ姿とは違って家庭で過ごすリラックスした服装であったり、書斎の風景が垣間見れる状況だったため、緊張感はいくばかりか緩和されたように思います。
しかし、話す内容は当然ながら僕も教授陣も超真剣です。
結果、、、ボコボコにされました。
内容は割愛しますがとにかく1000本ノックそのものです。10名ほどの教授達からあらゆる角度の考察と質問が飛び交います。
発表のテクニックから資料の流れというベーシックなことはもちろん、論点のズレや使用するファクトの妥当性、ブランディングから成長戦略、資本政策まであらゆる点まで各分野のトップランナーである教授陣から直接指導を受ける機会です。
その指導が身に染み入りました。本当に。
少しだけコメント内容を紹介するとその凄まじさが少し伝わると思います。
僕の次の登壇者は「あなたは詐欺師にしか見えない、事業も信用に値しない」と言われていました。
なかなか手厳しいですが現実です。特にベンチャーキャピタルなどから大型の資金調達を要する場合は余計に。
それはそうですよね。自分達が集めた大切なお金を赤の他人に億単位で投資するわけですからね。
そのあたりのリアルな落とし穴や伝えるべき内容を紐解いて知れたことも収穫でした。
長々となりましたが、要はもっと外の世界に出ないといけない。
ということを今日はお伝えしたいと思いました。
(新型コロナの中、外出しようという意味ではないですよ!念のため)
フィットネス市場は約五千億円です。
決して大きいとはいえないフィットネス業界の中だけで日々を過ごしていると、どうしても得られる情報は限られてきます。
特にフィットネスクラブでは、一定の仕事をできるようになったあとでも「自分は年々成長している」という実感を持つことは難しいでしょう。
実際に僕は会社員時代の晩年は年々自分がシュリンクしていく感覚がありました。
だから、このままではまずい!と思って起業に踏み切りました。
定期的に社外の人と合うだけでも良い影響があるかもしれません。くれぐれも社内限定の人間関係で日々が流れていないか確認が必要だと思います。
何らかの行動を起こし続けることが大切なのだと思います。
環境は常に変わります。
その時その時に応じた対応が必要です。
自社や業界内の常識は時として世の非常識です。
特に新型コロナの影響で揺れている現在。何がどうなるかなんて誰にもわかりません。
わからないから何もしない。何も生まない。
そのような思考の人がこの先、一体何をできるのでしょう。おそらく何もできません。
大きな傘の中にいるから安心。もうそんな状況でもないと、うすうす気がついている人が多いです。
行動によって新たに得られた見識や方向性や事業を発展させるためのヒントをもとに新たな方策を練り即座に実行していく。
そうしないと生存していけません。と僕は思います。
僕の場合は本日紹介したように
自分が逆立ちしても敵わないような強者に定期的に会いに行く。そしてボコボコにされる。己を知り、世界レベルを垣間見る。
こんな生活をかれこれ6年間続けています。
そうすることでパワーが漲ります。家族友人からは変人だと事あるごとに言われますが僕はいたって真剣です。
僕にはこれくらいのパンチが必要です。協会理事の皆さんからも強烈なパンチをもらっています。
切磋琢磨できる環境に身をおかないと今以上の力は発揮されません。ご存知、過負荷の原則です。
どんな人でも日常の環境に適応してしまいます。
皆さまの環境はいかがですか?
また来週お会いしましょう。