『不安を感じない』のがいいわけではない!

「経営者意識を持って考えなさい!」

「この危機的状況が分かってないのか!」

「社会人としての自覚を持て!」

「トレーナーだからそんなこと勉強して当然だろ!」

 

認識のずれによるモメゴトは

歴史を遡っても、世界を見渡しても

まぁ多いこと多いこと。

 

シェイクスピアの「ブルータスお前もか!」

織田信長と明智光秀の本能寺の変

WHOを巡るアメリカと中国の覇権争い

などなど。

 

認識のずれは社内でも仲間内でも

モチのロンで起こっています。

(「もちろん」ってことですね)

 

そこで危機的状況で不安に感じる感じないと

やるべきことが明確かそうでないかの

4つのマトリクスでまとめてみました。

 ※上記図を参照

 

1⇒2⇒3⇒4

という順番にいきます。

 

ですので不安が無いのがいいのではなく

1だと危機的状況だと認識していないので

不安が無いだけであって最もヤバい状態です

(残念ながら本人の自覚はありませんが)

 

次に2は危機的状況だとは分かっているけど

「何していいか全く分からん!」という状態で

最も不安な状態。

 

この層はやって欲しいこと、やれることを明確にして

行動することを伝えて3に持っていくように

しましょう。

 

3は危機的状況だと分かって

やる事も明確になっているんだけど

成功するかの確信が持てない状態なので

 

成功体験を積んでもらうことや

やるべきことを常に明確にするサポートを

していき、4になるように導きます。

 

4は危機的状況だと分かっていて

やる事も明確になっていて

ある程度の勝算もある状態なので

不安ではない状態です。

 

この状態にチームのメンバーを

一人でも多くすることが

 

リーダーの役割ではないでしょうか。

 

メンバーの状況が1~4でどれなのかを

明確に認識して、適切なアプローチをする。

 

そうすれば一体感を持って

この危機的状況にも立ち向かっていけます。

 

しかし、リーダー自らが

2や3の場合は

迷わず有識者と意見交換を

しましょう!

 

「相談するのは恥ずかしい」

なんて言って有識者に相談せずに

 

大切なお客様、スタッフ、家族を

路頭に迷わせる人がいたとしたら

とても寂しいです。

 

私達スモールジム協会の理事メンバーも

自社で戦い続けている現役戦士ばかりですので

気軽にご相談ください。