理事の辰田です。
本日は僕が経営者として新コロ禍で感じた「期待」と「不安」について皆さんに共有したいと思います。
まず、「期待」とは言わずもがなです。これがないと前に進めませんね。
そして、「不安」とはその状況にいる自分にしかわからないものだと思います。
人によってその感度は多少違うのでなかなか数値化したり測れるものでもありません。
経営者たるもの不安はある意味つきものと言わざるを得ません。
会社に雇用されていないし、毎月売上が立ち続ける保証もどこにもありません。
特に今回のような災害においては誰もが予想の範囲を越えた状況を迎えてそこに立ち向かっています。現在進行中で。
このようなことが仮になかったとしても資金の問題や人の問題やサービスや製品の問題など多岐にわたって何らかの問題が大小はあれど存在するでしょう。
前進している限りは何らかの課題は常に隣り合わせです。目指すべき場所が明確で高ければ高いほどゴールが遠いので課題は尽きません。
この「大変な状況」の閾値を越えるとプツンと、こと切れてしまうのが人間であるとすると、経営者にとっての不安の正体とは「見通しのつかない目の前の状況」であり、それが「思考停止」や「諦めてしまう」という行動に現れるのかもしれません。
その不安に打ち勝つ方法は、不安を漠然としたものではなく、現実的に可視化できるレベルにまで分解して、それぞれに仮説をたてて、個々の問題解決が全体の問題解決に繋がるような連鎖的なストーリーを作って、エンドラインを決めた上で勇気を持って信頼できる仲間たちと共に立ち向かっていくことしかないと思っています。
その背景には「頭痛がするほど深く考える、その量をこなす、リスクを測定する、ある程度の計画をたてる、大きな問題が見当たらなければ覚悟を決めてやってみる」という要素がセットになっています。
あとはそれを実行→課題発見→対策立案→実行を繰り返すのみです。
僕も経営するスモールジムがこの6月から営業再開したばかりです。今まさにこのループを実行しています。
こんな状況なので不安はゼロにはなりません。しかし前進あるのみです。
この状況を楽しみながら確実にスモールジムとして、会社として前より強くなって、いつかこの時を楽しく思い返す日を迎えられるよう日々行動を重ねていこうと思います。
そしてスモールジムの特徴を活かして局地線で勝つ!ここに集中します。
これが僕の「期待」です。
それではまた来週!