理事の辰田です。
コロナ禍で様々な経験をして今後についての慧眼を研ぎ澄ませられた方も多いのではないでしょうか。
これからの時代はコロナという不確実性の高い変数が加わり、ますます「答えのない社会」になっていくのだと思います。
本日はそんな「答えのない不確実社会における自分にとっての最適解の見つけ方」について少し掘り下げたいと思います。
見通しのつかないこの時代をサバイブするために大切なことは、柔軟性を持って生きること。
そして自分を取り巻く環境を冷静に見極め、同調することなく、自分の頭で考えて判断を積み重ねていける力を磨く。
これが個人的には超重要だと思います。
そうやって個人としての確固たる生きざまみたいのを持ち合わせていけるとなんかカッコいいですね。
「コロナ禍で大変なときに会社員でいてよかった~」
と安堵した人。短期的には一理ありますが、少々先が思いやられます。
近年は自分らしさや個性が大事とされてますが、このコロナ禍は「他と同じであること」という平均的な場所に自分がいること、安定した企業に属していることそのものが、安心感を生み、そこに価値観の優先順位を見いだしている人も多かったようです。
今は確かに自分らしさを追求できた平常時ではないでしょう。
マズロー理論でいう安全欲求が優先されるのが自然だと言われれば、そう。
しかし、それはそれとして、そんな今だからこそ考えおく価値あることは
「今後も考えてもみなかったことが現実に起きるのだ。その影響で仮に所属する会社が存続できなくなった時に自分は何をできるのか?食っていけるのか?」
ですね。
今回はそう思って情報収集に時間を費やすなど、普段とは違う何らかの行動を起こした人も多いでしょう。
自分の身を守れるのは自分だけです。
この揺るぎない現実と真剣に向き合わないといけません。
会社が何とかしてくれる。そんなわけありません。頭の中お花畑ですか。
指示されたことをやる毎日を過ごすステージをすでにクリアした段階の方にとっては、次の一手を真剣に考える時期に突入しています。
なのに休業期間が終わって頭がコロナ前と同じに戻っている人もたくさんいます。
ちょっとイタイです。
コロナ禍の影響で時代の変化スピードもどう考えても加速しましたね。
個人も同じ。いつかきっと!その「いつか」は一気に目の前にやって来ているのではないでしょうか。
自分自身が正解と思う人生とは何か?を考え、そのために何をすればいいのか?と考える。
周囲に惑わされることなく行動する人が、いわゆる一人前の大人だと思います。古い価値観や同調圧力に屈してはいけません。
自分の考えを持つと迷いや困難は今よりも大きくなるでしょう。
それでも自分の人生に後悔しないためにも信じる道を進む方達をスモールジム協会は全力で支援していきます!
それではまた来週。