ジム運営をしていて
お客様の「大丈夫です!」
スタッフの「問題ありません!」ほど
恐ろしいものはありません(笑)
トレーニング後のお客様の
「大丈夫です!」には
×何言っているのかよく分からないけど
このトレーナーに聴いても無理だろうな。
×目標達成しなさそうだから
今月で成果出なかったら辞めよう
なんて意味が含まれているかもしれません。
またスタッフとの面談後の
「問題ありません!」には
×この人に何を言っても
丸め込まれるだけだから話さないでおこう
×1秒でも早くこの時間を終わらせたい
なんて思いが含まれているかもしれません。
恐ろしいですねぇ。
お客様もスタッフも
「理由なく辞めてしまう」ことはなく
ジム運営者が理由を認識出来ていない
だけでしょう(私も心当たりありまくりです)
その理由を認識するには
1、
・内省を続ける
・お客様やスタッフの言動を振り返る
・お客様やスタッフに真剣に聴く
・有識者に相談する
などをして課題を抽出する
2、改善策を考える
3、継続して実行する
4、ある程度思い通りの成果が得られる
というプロセスを経て
初めてその見解と改善策が
適切であったことが証明されます。
このサイクルを回し続けることが
大切ですから
×「今回は運が悪かった」と思考停止
×「あの人は特殊だから」と人のせいにする
×「私の能力はこんなもんだ」と努力せずに凹む
なんて『寄り道」をするのは
もったいないです。
私も改善策を考えなければいけない時に
「アメトーク」を観てしまうなど
『寄り道」しますが(笑)
たとえ1日遅れになっても、課題に向き合って
改善策を考えて、行動を継続することすれば
ジム運営は前進していきます。
ジム運営は長丁場です(私も気づけば13年です)
ですので、ひらめきなどの『瞬発力』は
(あった方が良いですが)それほど必要ないかもしれません。
対お客様、対スタッフ問わず
着実に課題に取り組み
解決していく『やり抜く姿勢』があれば
理想の状態に近づいていくでしょう。
『やり抜く姿勢』は
自分がやるかやらないかだけです。
お客様のため
スタッフのため
自分のため
『諦めたらそこで試合終了だよ』
「スラムダンク」の安西先生の言葉が
バスケは体育の授業だけの
私にもずっしり響きます(笑)