今から1500年以上も昔、結核は大陸から持ち込まれたと言われています。
当時でも18,000人が結核にかかり、うち2,000人が死亡したようです。
その結核は、今でも当時と変わらない18,000人程度が罹患し、そのうち1割程度が死亡しているそうです。
一方、インフルエンザは毎年100万人程度が罹患していますが、推定罹患者数は毎年1,000万人前後です。
つまり、国民の10~20%が罹患し、そのうち1万人前後が死亡しています。
但し、コロナウイルスの影響で、今年は昨年に比べ大きく減少しています。
これは国民が感染に敏感となり、マスクを励行したり3密を避けた結果のようです。
そしてコロナウイルス。
これも大陸からやってきました。
今現在での感染者数は21,198人。
うち死亡者数が982人、死亡率が5%となっています。
これは日本の総人口比で感染率0.016%、死亡率0.00078%です。
インフルエンザと比べ、コロナの罹患率は50分の1程度です。
罹患者の死亡率は5倍ですが、絶対数では10分の1です。
従って、コロナにかかる比率は、日本の総人口の0.016%なので10,000人に1人の確率です。
万一、罹患しても死亡率は5%で、その多くは抵抗力・免疫力が弱い高齢者です。
だから、必要以上に大騒ぎしたり、極度に恐れることはないと思います。
マスクの着用や3密を心がける。
そして何より、抵抗力・免疫力を高めることです。
「抵抗力・免疫力を高める=防衛体力を高める」のに重要なのは栄養と休養です。
運動する事よりも重要です。
具体的には、摂取基準量の栄養素をバランスよく摂り、質の高い睡眠をとること。
これは私たちスモールジム協会において「お客様のカラダをより良くする」ための基本的な考え方です。
私たちは、この辺りまでカバーし指導しています。
結核もインフルも昔からずっとあるように、コロナもこれから先、私たちとずっと一緒でなくなりません。
だからこそ「抵抗力・免疫力・防衛体力」です。
筋肉をつけることや、持久力をアップすることばかりに取り組んでいませんか?
アスリートは一般の人に比べ、病気にかかりやすいんですよ。