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疾病や介護予防とは真逆の方向の新型コロナの感染予防策

 

 

みなさん、こんにちは。

 

理事の才木です。

 

「今日は○○人、昨日は○○人」というだけで、今では何の人数かわかるほどに、社会全体がこの人数に一喜一憂しています。

 

小さな地方の町でも同じです。

 

桁は違っても、この数字に日常生活を制限され、なんでもないことができなくなってしまっている神経過敏状態です。

 

その反面、神経なさすぎ状態の人もいて、それがかえって一段と「恐怖」を増してしまい、

手も足も出ない状態で「何もしない」が安全と思う人もでています。

 

これは、相当問題です。

 

ある生活習慣病をもっている方が、運動を始めたことで数値の改善がみられ、医師からも運動の効果を評価され、

 

明らかに筋量も増加し、歩幅も大きくなり力強く歩けるようになりました。

 

内外共に元気になり、表情も見た目も見事に変わった70代の男性が、「家族の強い懇願と強制」により休会状態から退会されました。

 

家族の声を無視してやれない、もし万が一、となった時は手遅れだから、と。

 

一時休会もおススメしましたが、コロナが収束したらまた入会します、と1年半前に戻った姿(それよりもっと力ない姿)で帰られました。

 

たった4カ月で・・・あんなにさっそうとしていらっしゃったのに。可逆性とはまさしくこのことですね。

 

数字と世間の噂とイメージでその方は「なにもしない」を選択されました。

 

私たちの使命はこのような方にこそ運動指導を提供して貢献することなのに、

 

収束って、あと何年?それまで、なにもしない?! どうなるの?を想像すると悲しく心底残念でした。

 

だからこそ余計に、全国的な現象となっているこの状態を小さな単位でたくさんのエリアに広がって、

 

大きな力で、本当に必要としている人達に貢献すべきであり、

 

この風潮に負けずに少しずつでも広げていかなければならないと感じました。

 

もちろん、その方にはまた一日も早く来ていただけるように、やるべき事をやり続けながら積極的に待っていようと思います。

 

まさに今、こんな時世だからこそ、スモールジムの集結した力が必要となってきているのではないでしょうか?

 

コロナ禍が収束してから出店を考えよう、というのでは、時機を逸する可能性もあります。

 

いまこそ、準備を始める好機!だと思います。