理事の辰田です。
前回は総合型は大胆な規模のハードにそれを支えるはずのソフトが全く追いついていない。このアンバランスを是正することがフィットネス業界の経営課題です。
というお話しでした。
では、スモールジムがそれら全てを解決するモデルであるのか?と問われれば、答えは「NO」です。
僕達、スモールジム協会には機能的価値を中心軸としたスモールジムならではの強い仕組みがありますが、それが全てを解決するような夢のような話ではありません。
それぞれに強みも弱みもあるのが事業です。
to Cビジネスに100点満点などありません。小売業をみれば一目瞭然。マクロでいえば、オンラインもリアルも高価格も低価格も、それぞれが特性を生かして切磋琢磨しています。アマゾンから地場のスーパーまでその裾野は広いです。
その集積が産業となり、業界そのものを発展させます。
それぞれに価値があり利用者がいます。
総合型もスモールジムもお互いがそれを高める努力をすればそれでいいのですが、果たして世のニーズは今、どこを向いているのかはよく考えなければいけません。
お客さまは何を選択するのか。
選択され続ける特徴ある形だけがこれから先、生き残るのかもしれません。
フィットネス業界はまだまだ発展途上。
これからです。
大前研一さんは
「これまでのような経済の地図やセオリーは消えた」
と言っています。
これを危機と捉える人、
チャンスと捉える人、
自分には関係ないと思う人。
完全なるマインドの3極化が起きています。
あたなはどこの住人ですか?
最後に、
今回のコロカ禍によってECサイトやオンラインへのハードルはグッと下がりました。
ECサイトやオンラインで商品を買うことに慣れた人が一気に増えたということです。
これって大きな大きな変化ですよね。その現実を見据えて今後の事業を組み立てていこうと思います。
それではまた来週。