信頼関係の作り方

 

理事の辰田です。

 

これを読まれている方はフリーランス、起業家、中間管理職など様々だと思います。

 

どのような形であれお客さまがいて、自分たちがいて、それを支えるスタッや協業者がいて仕事が成り立ちます。これは仕事をする人たち皆全てに共通することです。

 

いわゆるステークホルダーの皆さんとどうやって信頼を築いていくかを考えてみます。

 

あくまで僕の場合は、という前提で読んでいただければ幸いです。

 

まず、

正直でいること

 

自分を演じないように心掛けています。等身大の自分でいること。僕は前職時代、演じまくっていました。上長として、事業部長として、役員として、、会社側に植え付けられた価値観に何の疑問も持たずに従って社会の波に飲み込まれないよう必死でしがみついていました。

 

今は違います。理解不能なしがらみやおつきあいは一切ありません。極めて自然体でいられています。何も考えていないという意味ではなく、自由でいるために情報を収集して分析して自分だったらこうするなど考えに幅をもって情報を取り込んだ上で自分をアップデートし続けています。

 

そうしていなかいと気がついたら回りに誰もいなくなっていた、、という残念な未来しかそこにはないように思います。自分以外の誰かから関心を持ってもらえるように、忘れられないように、頑張っている皆さんと同等の活動や行動をできるように僕は前進しているつもりです。

 

次に、

人そのものやその背景に関心を持つこと

 

自分に全く関心を持ってくれていない人と接する時間はなかなかの苦痛です。自分からも関心を寄せてそれが相手に伝わって相互理解を深めらるように何らかのアクションを起こします。自然な会話から、打合せ的な話し合いから、ふとした時間を過ごしている際の会話など仕事の話はそこそこに世間話をたくさんする。何気ない日常の延長の繰り返しが信頼と比例すると思います。

 

最後に自社スタッフの場合は

理想を共有すること、何度でも語り掛けること、その世界観を言葉だけではなく目で見て触れて感じてもらうこと、そのためには同行出張や関係者を紹介して会ってもらうなどが有効だと思います。言葉も大事ですがやはり「百聞は一見にしかず」です。これは不変の法則です。

 

以上、信頼関係の構築に教科書はありません。

自分を高めて環境をアップデートして信念を持ってやり抜いて実績を出し続ける。

 

これに人の心は自然と動かさせられると思います。その蓄積が信頼に繋がっている実感があります。信頼関係をつくるには一定の時間がかかりますね。また、その人の一面だけ見ているだけでは醸成されにくいものです。だからいろんな出来事を通してじっくり時間軸の中で醸成されていくのが本当の信頼関係だと思います。

 

それではまた来週。