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みなさん、こんにちは。理事の才木です。

 

毎日をそれぞれが自分の仕事、生活、周囲の人達をより良くしたいと願いながら切磋琢磨して前へ進んでいらっしゃることと思います。

 

昨日よりも今日、少しでも成長し目標に近づきたいと頑張っている方が本当にたくさんいらっしゃいます。

 

特に、私が知り得た方々は学び、出会い、読書、行動、経験を積み重ねて成長路線まっしぐらで、しかも楽しみながら日々を過ごしていらっしゃるように感じます。

 

運動指導という形で人の身体をより良い状態に保つという仕事は、相手に対して本当にそう思っていなければなかなかできるものではありません。

 

さて、身体管理学を学んでいると、人間の身体は奥が深すぎてめまいがするほどです。

 

そう思うと医師になった方は相当勉強した事は想像できます、が、どんなに勉強していても実際の現場では、正直こんな医者に診てもらいたくない、というような人に出くわす時があります。

 

事実過去には何度かそのような医師に遭遇したことがあります。まだ若いお医者さんでしたが、深夜に緊急で運ばれた身内への心無い対応にわなわな震えるほど腹が立ったことがあります。

 

治してもらいたい一心ですがるような思いでいる家族の前で、患者に対する冷たい視線と問いかけ、触れもせず、目もあわせず、機械的に対応するその姿に・・・最後に、ワタシ、キレました。。。(;^ω^)

 

自分にならともかく、高齢で高熱で震えている人に向かってする態度や言葉とは考えられませんでした。

 

数値だけみて去ろうとするその人に、鬼滅形相で「待てッ!」とは、言いませんでしたが、「先生、ちょっと待ってください・・・」と言いかけると、看護師さんがすかさず道をふさぎました。

 

若先生は慌てて逃げていきました。その様子を見てすぐ思いました。いつもの事なのだ、と。きっとこの先生の態度は患者はじめその家族をいつも傷つけてしまっているのだと。それは看護師の方もわかっていてさえぎったのだなぁと。

 

その後、彼がどのようなお医者さんになっているかはわかりません。技術的には優秀だったのかもしれませんが。。。

 

志と知識・技術が伴っていない医者は嫌だ、と心底思いました。命を預けるのに、いくら知識や技術が高くても医術への志が備わっていない人からは人格を感じることもできず、不安な状態の患者や家族にとっては、勇気どころか安心や希望をもらうことなど到底期待できません。よけいにストレスが増します。

 

これは医者に限らず、その道の専門家として仕事をしている人、トレーナーやインストラクターはじめどの仕事も同じだと思います。

 

自分の身体を預けるのに、志のない人に指導を仰ぐのは短期的にはできても、長期的な関係性を続けていくことは難しいかもしれません。

 

これらは徹夜して学ぶものでもなく、一朝一夕でできあがるものではありません。

 

自身の心がけと日々の経験と地道な努力の積み重ね、本やメンターや経験から学んだことが心身に染み入ってくるものだと思います。

 

そんな過去を思い出しながら、私も「ちょっと待て!」と呼び止められないよう心を磨き、腕を磨いていかないといけないと感じる日々です。