やればできる!という自分を信じる

みなさん、こんにちは。理事の才木です。
私は、長崎・諫早で小さなフィットネススタジオ・ジムを経営しています。来年の春で25年目に入るところです。
25周年は、毎年行っている「わいわいパーティー」をさらに楽しく趣向を凝らしてお客様とスタッフで楽しみたいと予定していました。
オープンして以来、何らかの形で必ず行ってきた「みんなでわいわい楽しむ」パーティーです。
その2時間はお客様に徹底して楽しんでいただこうと2~3か月かけて準備します。
デモンストレーションの練習やプレゼントの準備、お一人お一人への手書きのメッセージ、メンバー様参加の動画を編集して15分ほどのビデオを作成したり、ゲームの賞品の準備、メンバー様の年間の頑張りに賞をつけて、ほぼ全員表彰してプレゼントをお渡ししたりと、とにかく楽しんでいただきたい一心で準備します。
文化祭と体育祭が一緒になった感じで、インストラクターやトレーナーが小道具さんから大道具さん、主役、裏方、司会など少人数の「なんでもやる隊」に変わります。
当日は、荷物の搬入、会場設営からリハーサル、進行表通りに秒刻みで進めていき、控室はすったもんだの着替えをしながら、全力全集中で盛り上げます。
お土産を手にしたお客様が笑顔で「楽しかった、面白かった、ありがとう」と喜んで帰られる姿は何度見ても嬉しいものです。
そして、最後のお一人を全員でお見送りした後は、猛スピードで片づけを進め、ホテルスタッフの方々にお礼を言った後、達成感、充実感、パーティー成功の余韻を感じながら満面の笑みで爆発の食事会をします。
そのときのスタッフの笑顔を見ると本当にフィットネスの仕事、スタジオを続けていてよかったと感じます。感謝しかないです。
チームで一つの目標に向かってみんなを喜ばせ、楽しませ、そして身体を良くし、元気にして、おまけにありがとうの言葉をいただけるこのフィットネスの仕事って、なんて素晴らしいのだろうと。
小さくても楽しく価値あるモノがギュっとつまったスタジオ・ジムにするためには、地道な小事の積み上げだと思います。
なのに、残念ながら、昨年と同様、今年もわいわいパーティーはできません。
しかし、これも私たちの歴史の一部になると思います。こんな年もあるでしょう。ただ怖がっていてはなにもできません。
コワいからこそ、少しずつでも一歩一歩手さぐりでも着実に進んでいくことが大事な時だと思います。
コワいから手を伸ばせない、ではずーっとつかむことはできませんから。
もちろん、いいことばかりではありません。いやな事、大変なこともありますが、それが当たり前だと思います。
でも、どうにかなるし、やればできるという自分を信じることも必要だと思います。
いま、誰にとってもまさにそのときです。