名古屋でパーソナルトレーニングと
ピラティスのスタジオを運営し
ジム開業・運営コンサルタントもしている
理事の高橋順彦です。
今年も残すところ半月となり
今年を振り返り
来年の目標を立てている方も
いると思います。
今回は目標設定についての
一つの考え方を示します。
まずは私の失敗談です。
私の20代は
無理な目標を立てて
出来なくて凹む
ということを
繰り返していました。
例えば
今は勉強ゼロなのに
来年こそは
勉強を毎日2時間する
というような目標です。
ゼロから毎日2時間は
ハードルが高過ぎますので
3日間で終了(笑)
私はスタッフに
「明日の自分に期待し過ではダメ」と
伝えています。
今日出来なかった仕事を
明日や未来の自分なら出来そうだと
「何となくの期待」を
つい自分自身に
してしまいます。
そんな淡い、でも根拠の無い思いで
無理な目標を立てて
実行できずに
凹んでいく
という負のスパイラルに
ハマってしまって
いたのでした。
「一発逆転ホームラン」を狙って
大振りして三振してのです。
(45歳のオジサンの野球例えで恐縮です)
またジムの目標を立てる際は
「売上150%増!」
なんて強気な目標を
掲げて達成する方もいますが
多くの人が挫折してしまうでしょう。
ではどうすればいいか
というと
「地味な目標にする」
ことを私は提案します。
例えば今が勉強ゼロなら
「1日3分勉強する」
ジムの売上目標を
「現状維持」
にするなどです。
あまりに向上心が無いと
感じましたか?
しかし3分の勉強が
難なく出来るようになったら
5分、10分、30分など
少しずつ増やしていけばいいですし
勉強を続けると視野が広がり
学んだことの繋がりも
感じられるようになり
勉強が面白くなって
時間目標を関係無しに
学ぶようになるかもしれません。
そうです最初の一歩は
小さくても、その一歩一歩を
続けていけば
予想も出来なかったような
成果が得られるからです。
またジムの売上目標を
現状維持にしたとしても
中長期の成長の為に
システム変更に時間を使ったり
スタッフ研修に投資したり
スタッフの休日を増やしたりする
ということに時間を使うことは
目標に十分値しますし
「進化」ではないでしょうか。
売上、お客様数、店舗数
スタッフ数という
定量的な指標だけに囚われずに
あなたが人生を謳歌する為に
どのようなことに時間を使いたいか?
どのような人に貢献したいか?
社会にどのように関わっていきたいか?
といった観点で考えた結果
他の人からすると
「地味な目標」になるのは
いいのではないでしょうか。
ということで
明日の自分に期待し過ぎず
人生観に合った
それが達成したら
充実感の得られる
「地味な目標」を
立ててみてはいかがでしょうか?