· 

医療法人でスモールモデルを運営して思うこと(2020年版)

 

本ブログをお読みの皆様こんにちは!理事の神谷です。

 

ここ1週間は一気に冬らしさを感じる一週間でした。

 

気温がぐっと下がり、寒さを感じると雪山が恋しくなります。

 

今年は新型コロナの影響で、札幌の実家から比較的アクセスしやすい

スノーリゾートが冬季も休業を余儀なくされました。

 

比較的空いていて滑りやすい山だったのでとても残念です・・・。

 

さて、今日はスモール業態のメディカルフィットネス版を運営して思ったこと、

感じたことの2020年版についてお話しします。

 

まず、この新型コロナ禍では、既存の中~大規模における大量集客は、

三密へのステップとなる可能性があります。

 

我々も医療法人としても、大変な一年となりました。

 

これまで必要が無かったことへの対応やコストが多く必要になりました。

 

そんな中での運営には、これまでは無かったことにも

気を使いながら運営を行う必要がありました。

 

常識を疑うことも必要でした。

 

「トレッドミルをズラリと並べなければいけない」

「トレーニングマシンが20種類は無いと」

「スタジオは大小2面必要」・・・

 

これらのことはもしかしたらフィットネス業界では常識なのかもしれません。

 

かつて私も15年くらい前にはそう思っていたころもありました。

 

 

年月を経て経験を積み、事業運営をし、様々な現場や物事の流れを見ながら、

お越し下さる利用者さんと向き合ってきて思うのは、

豪華な設備はむしろ足かせになりかねないということです。

 

広くてきれいなテナントは賃料が高く、それだけで損益分岐点を跳ね上げます。

 

豪華なマシンは見た目も美しく素晴らしいですが、

それが無くても運動・トレーニングは出来ます。

 

そもそも病気を予防し元気でいるために、

100㎏を超える重量の負荷が必要なのでしょうか。

 

大きな船というだけで安定感があった時代は過ぎ、

海の沖合、大海原では荒波が押し寄せています。

 

それよりも、近海を小回りを利かせながら機敏に動き回れる船の方が、

荒波の影響を受けずに海を渡っていくことが出来ます。

 

自分で舵を切り、進む方向を決めることが出来ます。

 

進む道をどうするかを決めることが出来るというのは、

そこに携わる仲間にとってもプラスに作用する面があります。

 

ダメなら打ち手を変えることも、豪華客船と比べれば容易に、迅速に行えます。

 

大きな豪華客船には素晴らしい設備があって、確かに非日常の魅力があります。

 

ただ、私が思うのは、健康づくり、体づくり、より良い生活習慣のための取り組みというのは、

本来は日常生活の中にあることではなかったか。

 

スモール業態では、個性がキラリと光る小さく高性能な船を

自分で作って自分で運転することができます。

 

周囲へ貢献する実感を持つことが出来、楽しみを増やすことがしやすいと感じます。

 

2021年はもうすぐ。

 

皆様はどんな準備をして、どんな年にしたいですか?