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スモールモデル運営の振り返り 2020

 

 

本ブログをお読みの皆様こんにちは!理事の神谷です。

 

私が住んでいる東京西多摩地区はこのところずっと寒い日が続いていて、
先日は出勤するときの車の温度計が−3℃!

 

朝、息子とどちらが新聞を取りに行くかを押し付け合っています。

 

さて、2020年は全世界的に見ても、人々の健康と行動をに大きな影響をもたらした一年でした。

私達も大きな影響を受けました。緊急事態宣言から休業を余儀なくされましたし、

その過程であった各種の対応、くしくも退会されてしまった方もいらっしゃって、

やり場のない思いを抱えたこともありました。

 

新型コロナ禍を経て、私達もこれまでとは違ったことも考え、実行する必要がありました。

 

私達が運営するスモール業態がまだ救われているのは、ご利用者さんとスタッフがお互いに

顔がよく見えて把握できていることです。

 

これは本当に大きいと思いました。会員様との関係性が非常に良好です。

 

「●曜日の△時にはAさん、Bさん、Cさんの3名が利用される予定で、それぞれ前回まではこんな状態でした」

ということが概ね把握できます。

 

これが会員様の人数が1000名、1500名となっていくと、来館時の会話機会が少なくなる傾向にあり、

相手の方の把握が難しくなります。

 

と同時に、一緒に利用される方同士もお互いの関係性が小さくなるため、

お互いに利用を敬遠するようになり、結果的に退会につながるという悪いサイクルです。

 

世間では人の動きの制限に伴って休業や廃業を余儀なくされている事業者さんが増えつつある中で、

感染予防策を保ちつつ、これまで通りサービス提供を継続できることはとても幸せなことなのかもしれません。

 

事業運営的な反省で言うと2点あります。1点目は新型コロナ禍における集客についてです。

 

緊急事態宣言終了後も同じように行い、時間はかかりますがそれなりに新しい利用者さんとのご縁を得ることが出来ました。

 

反面、取り組みが弱かったこととして現状の長期化、悪化を見据えた別の集客チャネルを

充実、確立させる必要があると感じています。

 

2点目は、どうしてもリアルに偏ってしまっていて、オンラインでの提供体制が追い付いていません。

 

この2つは外的環境の影響を最小限にするための自衛策でもあります。

 

もう一点ありました。スタッフにかかる負荷です。

 

これまで以上に色々なことに気を使い、またこれまでに無かった
作業・業務が発生すると言ったことが当然ありました。

 

その中で本当に現場の皆さんが頑張って下さって、ただただ感謝しかありません。

 

休みがとりにくかったりしたことも重なって、大きな負荷がかかってしまった一年でした。

 

2021年は、今後の展開も含めて体制を整えていきたいと思います。

 

2021年もよりよい貢献を積み重ねて参ります。

 

本年一年、まことにありがとうございました。