新年あけましておめでとうございます。
理事の橋本です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は1月2日ですね。
今日と明日は、私にとって1年で一番ワクワク・ドキドキする日と言ってもいいでしょう。
そう、箱根駅伝です。
もう夢中に見始めて、かれこれ32年ぐらいになるでしょうか。
幼い頃からの母の影響もあったのですが、きっかけは縁もゆかりもない小田原(神奈川県)への就職&引っ越しでした。
小田原に来てすぐの頃、会社の仲間に隣町の箱根にドライブに連れて行ってもらうことになりました。
車のエンジンが唸るほど、延々と続く山道・・・・・。
箱根駅伝って、ここを生身の人間が走ってんの?
マジか・・・・。
そんな想いからでした。
まだ、あどけなさの残る若者が、この極寒の時期に1人20キロ以上という過酷なレースに挑みます。
しかも、1チーム最低10人は揃えなければならない。
もう、設定自体がまともではありません。
この無謀とも思えるチャレンジに、多くの若者がただ前を向いてひた走る。
先に待っている仲間のために。
そして、皆それぞれの故郷(家族・親戚・友人・恩師・・・)を背負って走っている姿がまた美しい。
箱根駅伝には、スポーツで日本を元気にするヒントが満載のようです。
そんな箱根駅伝に、今年異変が起こりました。
過去、総合優勝12回を誇る日本大学が、出場権を得られず出ていないのです。
昨年の箱根駅伝で18位、シード権を逃したところまでは特に驚きはありませんでした。
が、今回の箱根駅伝出場(残り10枠・校)をかけた予選会で、なんと日本大学は18位と
惨敗を喫し出場権を逃したのです。
長年、箱根駅伝を見てきた私にとって、これは衝撃的でした。
ただその時、この結果に陥った原因がなんとなく分かったような気もしました。
3年前のアメフト問題です。
きっとあれから、有望な新入生を獲得できなかったのでしょう。
あれだけの社会問題になれば当然、そこに行きたいと思う選手は少ないでしょうから・・。
「今やっていることが、3年後の自分を作る」とよく言いますが、本当にその通りだと思えた事例でした。
逆に考えると「今の自分は、3年前にやっていたことの表われ」だとも言えるでしょう。
それからタテ社会、タテチームはもう駄目ですね。
もう時代に合っていない。
きっと今回の箱根駅伝も、監督、チームスタッフ、上級生、下級生などがフラットな組織、フラットなチームが優勝することでしょう。
もう、時代は大きく変わったのだ。