みなさん、こんにちは。今年初のブログとなります。
早くも令和3年の8日目となり、日常生活が戻ってきたころだと思います。
昨年に引き続き慌ただしく、また不安定な状態の世情ではありますが、この状況下で今後どう考え、どう行動するかが肝となってくる事と思います。
さて、本日の写真は、「サムライブルー龍馬像」です。
2010年6月に南アフリカで開催されたサッカーワールドカップで日本が決勝トーナメントに進出し、世界ベスト16入りを果たした
日本代表の活躍は非常に感動的なものでしたね。
現在は、長崎県の雲仙普賢岳を背にして島原の地に雄々しく建っています。かなり巨大な像です。
1月3日の初登山を終えて、フラッと島原に寄ったのですが、その時初めて島原に在ることを知りました。
なぜ、龍馬が島原か?長崎か?というと・・・
島原は龍馬が勝海舟の供として熊本から有明海を渡り、長崎の地に初めて足を踏み入れた歴史的なゆかりの地なのです。
今から157年前の、1864年の2月14日に神戸港を出帆、瀬戸内海を渡り大分佐賀関に上陸、そこから豊後街道で九州を横断し、
20日に熊本に到着、翌日の夜に有明海を渡り、明け方島原に上陸したそうです。そして、23日に長崎着、日見峠(甚だ難所と記されています)を超えて、そのまま奉行の役宅へ直行し面会、洋船未着の由を聞いた・・・ということです。10日間かけて来ています。
この時期の航海、峠越え、街道歩き・・・すべてが今とは違っています。一口では言えないでしょう。
長崎ー島原間もいまでは車で1時間ちょっとくらいで行けますし、神戸と長崎も飛行機でアッという間、熊本へもフェリー50分位で着いてしまいます。わずか157年間でこれほど世の中の状況は変わったということを、肌身で感じることができます。
龍馬はその時28歳、世界をみて、考え、行動していたのですね。歴史の中でみる偉人たちの行動を文字で追うだけでも伝わってくる迫力を実際の地形や環境、風土と照らし合わせて想像すると、もっと身近にその気迫や生々しい凄さが伝わってくるようです。
ここで、龍馬のメッセージ「ぐずぐずして日を送るは、実に大馬鹿者なり」
・・・つまり、「何の志も無きところに、ぐずぐずして日を送るは、実に大馬鹿者なり」だと。
新年に先駆けて思ったのは、その時代その時代には必ずと言っていいほど、大変なことや予期せぬ出来事などはたくさんあるし、
窮地に陥ったり、あるいは、自分たちの意志とは違う方向へ引っ張られがちなこともあるとは思います。
しかし、小さなことにくよくよしたり、悲観的になっていくと結果は望まぬ方向に向いていってしまうのではないかとおもいます。
良き事思えば、良きこと起こり、悪しき事思えば、悪しき事起こる。ですね。
ちなみに、この2021年の初登山の1月3日はなんと、坂本龍馬の誕生日だったのです。
はたして龍馬に呼ばれたか?!という風に都合よく考える・・・(笑)
心の持ち方は本当に大切ですね。
本年もどうぞよろしくお願いします。