皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」がいよいよ明日、最終回「本能寺の変」を迎えます。
いつもなら年末に終わる大河ですが、今回はコロナの影響で途中中断となったりで、ここまでズレ込んでしまいました。
歴史ものは割と好きな方で、いろいろと見たり読んだりはしてきたつもりです。
そんな私が、今回の大河を見ての率直な感想は「明智光秀って、今回描かれた通り、頭脳明晰で誰もが羨む、カッコイイ人だったんだろうなー」ということ。
ただ、そんな風に思える私でさえも、心のどこかで「明智光秀は主君を裏切った悪党」という、拭いきれないイメージを持っています。
子供の頃の教育というのは恐ろしいですね。
きっと国民のほとんどが、そのように思っていると言っても過言ではないでしょう。
では、なぜ光秀がこのような悪党に仕立て上げられたか?
勝者(秀吉)にとって、都合のいい話が作られたからでしょう。
秀吉は、自分を正当化しなければならなかったので。
特に光秀は、優秀でカッコよかったから、秀吉の中で妬みややっかみもあったのかも知れませんね。
信長(パワハラ上司)は、優秀な光秀に一目置いていました。
部下スタッフの中でも特別にかわいがり、信頼を寄せていました。
そこに徐々に亀裂が入っていきます。
頭脳明晰で人間力もある光秀の存在が、組織の中で大きくなって行くのにしたがって・・・。
パワハラ上司(信長)は、それが無意識に面白くなっていく・・・。
なんか、現代の日常でもよく見かける光景ですよね。
で、会社を辞めて独立でもしようものなら、悪党呼ばわりされることも多々見かけます。
今も昔も、人は変わらないですね。
そんな私にとってのベストオブ大河は、2010年の「龍馬伝」です。
独立して、まだ4年目のきつい頃でした。
その中で龍馬は「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」と、私を励ましてくれました。
龍馬の受け売りですが、このコロナ禍の中、スモールジムの開業を決めた多くの同志の皆さんに、この金言を贈りたいと思います。
「麒麟がくる」後の大河は、渋沢栄一さん主人公のドラマとのこと。
これまた楽しみだ!!