理事の大岩俊貴です。
本日のブログは『タクシーから学ぶ機能的価値以外で損をする事例』というお話を書かせて頂きます。
タクシーの機能的価値とは何でしょうか?
・人や物を公共交通機関を使わずに運んでくれる
・安全に目的の場所まで運んでくれる
・車の運転では出来ない移動時間を有効活用する時間を手に入れる などなど
このようなものがタクシーの機能的価値の一つだと思います
ですので
・事故を起こす
なんてのはもってのほか(ジムなら怪我をさせる)
・道を間違えたり、時間が余計にかかる(ジムなら効果が出なかったり、効果が出るまで時間がかかる)
この辺はジムで考えれば分かるように直接的にそのものの価値を下げる行為だと思います。
ですが通常のタクシーであれば
・人や物を公共交通機関を使わずに運んでくれる
・安全に目的の場所まで運んでくれる
・車の運転では出来ない移動時間を有効活用する時間を手に入れる
この部分は大丈夫なケースが多いので、自分自身仕事時間を買う目的などでタクシーを利用する機会が以前よりも格段に増えました。
そんな中色々なタクシー会社に乗る中で、この会社のタクシーは止めない、この会社のタクシーが来たら止めるというのが自分の中でも分かってきました。
それを分ける差は『機能的価値の差』ではありません。
到着時のドアの開けるタイミングです。
ここに全てが集約されているように感じます。
本日利用したタクシーは個人タクシーで、機能的価値は普通で、情緒的価値はマイナスでした。
お金を支払った0コンマ何秒後にドアが開きました。
自分が急いでいるそぶりで、早くで違っているのであればそれは最高のタイミングかもしれませんが。
外は風が吹いており、寒く、こちらはまだお釣りなどをもらい財布をこちゃこちゃしているタイミングです。
明らかに自分を見ての対応ではありません。
利用者の立場としてこれは分かります。
明らかにベストなタイミングを図って開けてくれればそれだけで気持ちのいいものです。
これこそがジム業界ももっと意識すべき点だと思います。
ジムに行き、運動指導を受けれるのは当たり前、効果結果が出るのは当たり前、体に詳しいのも当たり前で、来られている方の悩みに答えられるのも当たり前です。
タクシーで言うなら
・人や物を公共交通機関を使わずに運んでくれる
・安全に目的の場所まで運んでくれる
・車の運転では出来ない移動時間を有効活用する時間を手に入れる
これらです。
結局上記が満たされていたらどこで違いを感じるかと行ったら、以外とドアの開け方一つで色々なことを感じるわけです。
『神は細部に宿る』
とはよく言ったもので、まさにその通りだと感じます。
だからこそスモールジム協会では理事による『タイガーコミュニケーション』というのをオープンしたトレーナーに対して研修する仕組みを現在用意しています。
なぜタイガーなのかはまたどこかで
結局最後の差を分けるのはタクシーでいうドアなんです。
タクシーの運転手からしたら、無事故で目的の場所に特に時間も押さず着いたじゃないか!というかもしれませんが、人はある程度の機能的価値を体感したら、ん?と感じるのは情緒的価値なわけです。
あなたは大丈夫でしょか?
機能的価値を提供するだけで満足していませんか?
大切なのはそこから先です。
スモールジム協会ではここもシステム的にサポートさせて頂ければと思います。
詳細は完成したらアップして行きます。
是非スモールジム協会に加盟し、全国の同志の活躍の刺激をもらいながら、機能的価値だけでなく、情緒的価値にもこだわり「こんなジムを探していました」と言われ、今より人生を面白く生きたい人、是非以下よりお問い合わせください。
それではまた来週。