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改めて運動とは何か?

 

本ブログをお読みの皆様こんにちは!理事の神谷です。

 

先日、とある方から桜前線の進む速さは「かたつむりと同じ」と聞き、「そうなのか~・・」と思い、ちょっとググってみたら「赤ちゃんのハイハイと同じ」と出てきました(笑)

 

真偽のほどは分かりませんが、赤ちゃんの方が速いような気がしている今日この頃です。

 

さて、本題です。皆さんはふと考えたことはありませんか?

「運動って何だろう?」と。

 

やれば苦しいし、場合によっては筋肉痛にもなるし、疲れるし・・。でもスッキリもしますね。

 

適度な運動が体にいいことはすでに広く知られているように思います。

 

Exercise is medicine というくらいに、身体に起こる不調不良を改善するのに役立ちます。

 

学生のころも、働き始めてからも、適度な運動のオールマイティさは常々身近に感じてきました。

 

運動が好影響をもたらす疾患や障害は多くありますし、生活習慣病という不活動が引き起こす病気を予防するのにも大きな一役を買っています。

 

身体不活動(=運動不足)は死亡リスクとしては世界では第4位、日本では第3位とされ、

致死性の血管病を招く要因とされる高血圧や糖尿病に対して運動療法を用いることは、

多くのエビデンスがすでに集積されています。

 

また、今なおそれは進行形です。

 

運動は、筋が収縮することによる骨格筋組織が産生・分泌するものが体に良い影響を与えることが分かってきました。

 

また脳や神経系にも、心血管系にも、肝臓にも、腎臓にも、運動器にもいい影響があり、挙句の果てにはがんにも一定の予防効果が認められるようになりました。

 

身体的側面だけでも、こんなにもメリットがある運動っていうものはいったい何なのでしょう。

 

また、一方で私達のような心身の健康・運動の指導に携わる者は、その運動を適切に実施することを指導出来ているでしょうか。

 

気づかないうちに個人的見解を脱しえない手技手法などに、目を奪われていないでしょうか。

 

適度な運動により得られるメリットは、病気になりにくい健全な体を実現できる一助となることです。

 

色々な形があって良いわけですが、「正しく必要なこと」を「必要な人に必要な分」お届けできるようにしたいものです。