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「明暗を分けた結果」から見えてきたもの

 

こんにちは。理事の才木です。

 

今朝のニュースでニュージーランドでは、5万人のライブコンサートがテストイベントとして行われていました。

同じ世界にいながら、5万人がエネルギーを爆発させ、身体全体で大声でアーティストと歌っておどれるなんて!とあまりの違いに驚いてしまいました。

 

もう1年以上は体験できていないあの懐かしい感覚・・・日本ではいつ頃になるのでしょう。

 

そのニュージーランド首相ジャシンダ・アーダーン氏はコロナ感染者が3人出た際にNZの最大都市オークランドを3日間ロックダウンさせ、その後も数人でただけでもロックダウンしていました。

 

そして、現在は警戒レベルを2から1へと下げて、街は活気に満ちて「普通」の生活を送っている様子や現地日本人の様子が伝えられていました。マスクももう半年くらいしていないそうです。

 

賛否はあったにせよ、結果的にパンデミック開始以来、同国では感染者数2,646人、死者26人という数字がでています。

そして国民は「普通」の生活ができることがとても嬉しいと。ロックダウンを何度も体験しながら出た喜びの声だと思います。

 

一国のリーダーが国民を守るために行う政策は、時として理解されなかったり反感を受けることも多々あるでしょう。

 

しかしながら女性首相の会見の様子を見ると、素直に感心してしまいます。堂々とした所作、話し方、目つきなどからは確固たる覚悟が

見えてきそうです。

 

国民は自信がなさそうで、あいまいで中途半端な受け答えや責任転嫁のようなリーダーの説明を聞きたいわけではなく、リーダーの本気度や覚悟・明確な政策が見えることで安心や託す気持ちも出てくると思います。

 

明暗を分ける結果となったことは、一目瞭然です。

 

これは、一国のリーダーに限ったことではなく、チームの人数に関わらずリーダーはこの本気度と覚悟、明確な戦略をもっておかなくては、最終的には成果はあがらず、結果チーム全体が「笑って、喜べる」状態にはならないということを証明していると思います。

 

「たびたび、コロコロ」と変わっていく方針や戦略は、周囲を疲弊させ、惑わすばかりです。

 

これらのことを、自分に置き換えて考えると、・・・嘆かわしく、笑っちゃいました。

 

しかし、まだまだ発展途上と思い直し(ここは前向き)、なにかをやり始める、やり続けるためには、やはり、想いや覚悟、本気度、考える力、知識そして、人間力を蓄え、備えていくことが必要なのだと今朝のニュースであらためて思った次第です。

 

それにしても、ライブとかいいですよねー。