こんにちは。全国的に雨で、スカッとしませんが雨も悪いものではありません。
しかし、度が過ぎれば恐ろしいことにもなります。私も長崎大水害の真っただ中で1週間近く自宅に帰れなかった経験があります。
数十メートル先のバスのタイヤまで水が上がってきてこれ以上は進めないと避難している人から聞いて、咄嗟にUターン、ワイルドに片手ハンドルで土砂降りの、バケツの水をひっくり返したような雨とよくいわれますが、まさにその状態で車から顔をだして、顔面に雨水を受けながら(痛い)バックで走り、やっとガソリンスタンドに避難した経験があります。
その時は必死で怖いというより今この危機を回避することに全力集中、必死でした。危険な事というのはいきなりやってきます。
普通な状態はむしろ「あり難く」いつ何時そのような危機的状況に陥るかもわからないのです。経済もそうでしょう。
コロナ禍という危機に見舞われた人の中でも、危機を乗り越えられる人、そうでない人に分かれてしまいます。
もちろん、正邪でなく状況、環境、運などもあり、好む好まざるにかかわらず容赦ない結果となる場合もあります。
どうすれば避けられるか、あるいは正解と呼べるような回避法があるわけでもありません。
実際はその状況に合わせて対応していくことが先決になってきます。
が、「危機はあるかも」という予想、想定、覚悟をもって日常から対処しておくことは程度の差こそあれ、可能だと思います。
お客様に対しても、もし○○○したら、こうする。○○○にならないように、先手を打ってここを注意してマークしておこう。など、
備えや準備、予防が少しでもできれば最悪の結果も回避することはできるかもしれません。
想像しておくだけでも心の準備がちがってきます。ちょっとした油断や慣れは足元をすくわれます。
ゾっとするような状況になったときも、その場であわてふためくだけだったら他の人にまで迷惑をかけてしまいます。
そのときどうすればいいのか、そうならないためには、どう行動するのかは経営においても、ネガティブな状況も想像していることが、日々をポジティブに過ごすための秘策になるかもしれません。
プラス思考の裏側にマイナス思考も考慮したうえで、プラス思考は成り立つのかもしれませんね。
プラスもマイナスも捉え方次第、すべて1つの事象にあることですからあわてず騒がず対処していくことだと思います。
とはいえ、「なるようになる」としか言えない状態のときは、やはりプラスに考えていたいものです(笑)