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決算書は通知表の一部のみ

私が運営する株式会社nanoの

第14期の決算書の申請が

先月末に無事に終わりました。

 

新コ禍の影響で

「今期はマイナス500万円までに

収めよう」と

 

前期終了後にスタッフに

会議で話したほど

赤字は覚悟していましたが

 

スタッフ皆の頑張りと

新事業の貢献や

経費の見直し等と

助成金・補助金もあり

 

何とか黒字決算で

終えることができました。

 

 

そんな決算書は

会社の収支、財産、お金の流れ等が

分かるので

 

「会社や経営者の通知表」と

言われることがありますが

これについて考えていきましょう。

 

利益を最大化することのみが

事業の目的でしたら

その通りかもしれませんが

 

私としては赤字が続き過ぎると

事業継続ができないので

それには合格している

という観点から

 

「経営免許証の更新完了」又は

「赤点はクリア」

 という認識です。

 

 

・掲げた企業理念を

 どれだけ実現させたか?

 

・社会にどれだけ貢献したか?

 

・スタッフがどれだけ成長したか?

 

 

なんてことは決算書には

出てきません。

 

 

中長期的に

利益を出し続けるためには

関係するでしょうが

 

決算書に「企業理念達成度」

なんて項目ありません

(そりゃそうだ!)

 

 

ですから決算書はやはり

「会社・経営者の通知表の一部」でしょう。

 

 

では理念実現していたり

社会貢献しているし

スタッフも成長しているから

 

赤字でもいいかというと

それもダメです!

 

長期計画上で

赤字の年があるのは

いいですが

 

継続的に赤字では

いけません。

決算書で黒字を続けるのは

 

運営を続けるために

それだけあればいいという

十分条件でなく

 

そうでなくてはならない

必要条件ということです。

 

 

黒字を維持しながら

 

理念を実現させつつ

 

社会に貢献しつつ

 

スタッフを成長させる

 

 

簡単なことではありませんが

ジム運営を志す

トレーナーとして

 

両手にロマンとそろばんを

しっかり握りしめて

 

そういったジムを目指して

精進していただきたいです。

(スタッフを雇用するのは

各ジムの方針や状況にも

よります)

 

そういったジムが

全国に広まっていけば

 

健康になる人も

 

トレーナーを志す人も

 

増えていく未来に繋がります。

 

 

これからも共に

頑張っていきましょう!