ジム経営をするにあたって
「黒字化」は必須ですが
今回は『黒字だけでもダメ』という
内容です。
経営者の醍醐味の一つとして
考えていたことを
リスクを背負って具現化した結果
多くの方に喜んでもらえる
ことがあります。
多くの方々のサポートや
助言、尽力のお陰で
そうなっているにも関わらず
『俺は凄い!』
『何でもできそう!』
と思ってしまう
「無敵モード」に
なることがあります。
・あまりにハイスピードな
出店・採用をする
・理念に一致していない
新サービス、新商品を導入する
・感謝の気持ちを表さなくなる
・スタッフに高圧的な態度をとる
・金遣いが荒くなる
・勉強しなくなる などなど
「無敵モード」の症状は
各人の元々の性格や
コンプレックスなどで
様々出るようです。
その時ジム経営者本人は
自覚はありませんし
たとえアドバイスを受けても
「何も分かっていない!」
「俺の方が成功している!」
なんて聞く耳が持てない・泣
まさに「無敵モード」!
マリオが光っております・笑
・自分は大丈夫だと思う
・周りの人の動きがスローに見える
・周りの人に恵まれていないと思う
なども「無敵モード」の
症状の1つです。
ではなぜ「無敵モード」で
いられるのか?
その時のジム経営者の想いは
(誰も口外しませんが)
「だって俺のやり方で
儲かってるんだもん!」
でしょう。
黒字は果たすべき義務ですが
黒字化は、自分自身の
事業に対する向き合い方ややり方を
見直す機会を
失ってしまうかもしれないのです。
今黒字であることは
5年度、10年後、20年後に
黒字であり続けることを
保障しません。
お客様の要望を解決するために
学び続け
スタッフの皆さんが
成長と遣り甲斐を感じるように
サポートし続け
取引先の方々と
相乗効果を発揮する為に
コミュニケーションをし続ける
そういった姿勢が5年後も
10年後も20年後も
継続的な黒字を
育んでくれる要素になります。
私のようなフツウの人は
「無敵モード」にならないように
常に自ら戒めるのは
もちろんですが
信頼できる方に耳の痛い話を
してもらえるような
環境づくりをするのが
ジム経営を継続する
コツの1つなのかなと。
15年ジム経営して
「無敵モード」も
(その節は大変失礼しました!)
失敗続きで絶望感まみれの
「廃人モード」も・笑
しっかり経験している
私は思うのでした。