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「育てる」ための心構え

 

本ブログをお読みの皆さん、こんにちは!理事の神谷です。

 

緊急事態宣言が開け、様々な活動が少しずつ活発になっていくことと思います。

 

どんな時であっても、予防の務めを忘れずに日々を充実させていきましょう。

 

さて、今日は育てることに関してです。

 

仕事をしていると、自分自身はもちろんのこと、ご自身が責任を持っている事業であったり、そこに携わるスタッフの方を育てることに直面します。

 

小さな事業であったとしても、そこに携わるスタッフの方に対しても、ひとたびスタートすれば育てることに力を尽くし、実を成し、収穫に向かいます。

 

育て方の方法論はさておき、私はまずは育てることに対する心構えがとても大事だと感じています。

 

育てる立場にある方は指導的立場とも言えます。

 

それは自分が思っているよりも、相手に大きな影響を及ぼします。

 

ゆえにその責任も認識しておく義務があります。

 

アメリカ大学バスケット史上最高のコーチと言われるジョン・ウッデン氏の言葉を借りれば、

指導下にある方の「人格を磨くこと」「建設的なものの考え方と価値観を教えること」「模範を示すこと」を

「聖なる任務」と位置付けています。

 

業務を教えること、出来るように育てることはもちろん大事ですが、人間力の向上にも貢献することが大事ですね。

 

また、ジョン・ウッデン氏はこうも言っています。

 

「このような責任、機会、義務を与えられていることは特権である。人はそのような特権を絶対に軽んじるべきではない」

 

指導的立場で仕事をしていると、自分の思いと相手の行動が一致しないということに直面することがあるかもしれません。

 

「何でやらないんだ」「何度も同じことを」「自分の都合ばかり」「私ばかりが!」と思うこともあるかもしれません。

 

怒りや苛立ちを振り向けたい気持ちも分かりますが、一呼吸おいて、相手の方が動機づけされるように言葉を選ぶ方が良いかもしれません。

 

指導的立場にあるなら、現状を良くするための務めを果たすところが出発点と言えるでしょう。

 

その時、あなたと私の共通の目標に焦点を当て、一緒にそこに向かうことを心がけてみてはいかがでしょうか。

 

事業と人の成長を重ねていけるように。

 

事業の成長に取り組む際には、自分とチームを一緒に育てる。

 

そんな意識で育てることを向き合ってはいかがでしょうか。