みなさん、こんにちは。理事の才木です。
先日、久しぶりのセミナー実施のため車で3時間近くの小学校へ行ってきました。
コロナ禍により、年間で予定していた小学校への講座が全て中止になり1年以上経っていましたが、やっと再開することができました。
まだ今年の参加校は少ないですが、長年継続してきたセミナーが実施できて本当に感慨深いものがありました。
平成20年に始まった「親子体力向上セミナー」は、体力テストの結果から現代の小学生の体力が昭和世代の子供たちと比べると非常に低下してきていることから将来の子供の成長を危惧して始まった施策です。国から県へと受け継がれ今なお継続されています。
当初はフィットネスコースだけでしたが、少しずつダンスコースやレクリエーションコースなども増えて、親子で楽しめる元気アップ
ファミリーフィットとして実施しています。
初回よりこのセミナーを担当させていただいており、長崎県内の小学校をかなり回らせていただきました。子供たちに運動の大切さや
楽しさを伝え、動くことを楽しんでもらうような工夫をしながら実施してきました。親子で参加すると200名、多い時は300名近いときもあれば、分校で全校生徒10人くらいの学校もありました。
ただ、やみくもに「動く」のと、始める前に身体のことについて話してから始めるのとでは、低学年の子供達でもよく理解してくれますし、そのあとの参加姿勢が全く違ってきます。終わった後も質問や感想が飛び交い、将来の運動へのアプローチの一助になったような気もします。
そして、昨日の「お話」は身体管理学に基づいた話を保護者や教師、子供たちの前で話すことができました。
身体を大切にすること、自分で手入れをすること、それは、大きくなってからもずっと大切だということ、栄養、運動、休養、笑い、
などを「動くこと、食べること、眠ること、お友達や家族と笑いあうこと」などに置き換えながら話してみました。
子供たちは、自由に活発に手を挙げて答えたり質問したりと、7歳~12才の子供たちが身体管理を一生懸命学んでくれました。
実は、時折、大人を意識して話していたのですが、先生や保護者たちが深くうなずきながら耳を傾けていたのが印象的でした。
目立たない活動ではありますが、山の中の1小学校で「身体を管理すること、身体を動かすことの重要性」を少しでも伝えることができた気がします。
来週は小型機に乗って「島」に向かって行く予定です。長崎県は離島が多いのでこのような活動も多いのです。
このようなフィットネスの仕事があることもどうぞ知っていてくださいね。面白いし、本当に楽しいですよ。
たっぷり汗をかいた後は、近くの温泉でゆっくりと身体ケアをして、炭火で焼いた「たんぱく質」をたっぷり補給して帰ってきました。
秋は美味しく食べて、元気に動いて、ぐっすり眠って、たっぷり笑いましょう!
それでは、また来週。