皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
ホンダが早期退職制度を導入したところ2,000人の応募があったと話題になっています。
計画では1,000人の予定に対し、倍の応募があったとのこと。
従業員の立場からみると、経済面で保証されるなら「ホンダという大看板は捨ててもよい」と考える人が急増しているようです。
記事を読んでビックリしたのは、ここから。
対象は55~64歳なのに、このおじさん層は全正社員の4割に上るそうです。
ここから2,000人の早期退職希望があり、この人数は全正社員の5%に当たるとのこと。
おじさんが一気にいなくなる。
私も割と近い年齢でもあるので、ちょっと衝撃を覚えました。
一昨年は、トヨタの豊田章男社長の「終身雇用時代の終焉」発言があり、その後、経団連中西会長も同様の発言がありました。
そして、先のサントリー新波社長が発表した「45歳定年説」。
この一連の流れは、終身雇用制度崩壊の序章であると捉えるべきでしょう。
車業界もEVへのシフトや自動運転の時代へ。
「昔の人」「変わらない人」「働かないおじさん」「過去の功績に固執し、昔話を繰り返す人」を送り出し、世代交代を図る。
若く優秀な人材を登用し、その人たちが活躍しやすい環境を整える。
大企業としても、そうしなければもう生き残っていけない。
本気の改革が始まり「昭和」は完全に消滅する。
記事を読んで、そのように感じました。
この流れから「これからの人」「令和の人」になるには、どうすればいいか?
自分自身のために、少し考えてみました。
人生100年時代と言われています。
40歳、50歳などは「まだまだ若造」と思って成長を止めない。
学びをやめない。
新しいこと、未経験のことに挑戦してみる。
そして、自分よりも若い人たちと付き合うことを心掛け、そこにアジャストできる柔軟性・対応力を養う。
最後は「社内限定人間にならない」こと。
外に出る。
いろいろな人と付き合い、異環境・非日常に身を置くことで、視野や思考を広げること。
ホンダの早期退職制度の新聞記事から、こんなことに気づかされました。