皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
今日は「やったね!!」というお話からです。
スモールジム浅草橋本店のオープンから4ヶ月。
この短期間で損益分岐点を超え「単月黒字化に成功」しました。
素晴らしい!!
スモールジムの「本店」ということで、協会としても総力を結集したお店。
個人的にも、非常に感慨深いものがあります。
その成功要因の一つを、今後出店される方のために、簡単にまとめてみたいと思います。
通常、あまりクローズアップされない視点ですが、私自身は事業を始める際とても重視しています。
それは「諸経費を細部まで算出し、予算化しておく」こと。
更に「それを若干多めに計上しておく」ことです。
上手く行かない人を見てみると「支出項目の把握が非常に雑な人が多い」というのが、私の印象です。
「不動産賃借料」と「人件費」「水光熱費」そして「宣伝広告費」。
この辺りまでは、ある程度把握していても、それ以上は空で出てこない。
スモールジムを経営・運営していく上で、指導を仰ぐためのコンサルフィーや研修費を適正にみていますか?
その延長線上の懇親会費も。
突発的な修繕費や修理費等はどうでしょう?
モノが突然壊れたら、購入(備品費)しなければなりません。
あらかじめ適正にみていますか?
各種保険(料)も盛り沢山です。
法定福利費も、人件費と別に正確に掴んでいますか?
移動に伴う経費(車両・燃料・有料道路・電車・車検・・・)はどうでしょう?
当然、新聞・本を読みますよね?(新聞図書費)
携帯電話も使います。ネット環境や送料などの通信費は?
振込みをするにも手数料がかかります。
その他、名刺も作るし、HPの維持費もかかりますよね?
経理ソフトやウィルスソフトも必要です。
被服費や慶弔費、仕入れや返済・・・・。
まだまだ、膨大にあります。
これら“細々”したものが積み上がってできあがった“ドデカい”コスト。
このドデカいコストを見誤るから苦しくなり、耐えられなくなる。
ここ超重要です。
で、更に少し盛って計上することをオススメします。
これだけ考えても、想定外の支出の可能性は否定できないし、収入見込みがダウンした時に、どこかで吸収出来るようにしておきたい。
「支出は多めに」は、安定経営のための鉄則と思います。
ただ、こうすると当然、コスト高の収支計画になり「うーん、厳しいなー」と腕を組んでしまいます。
それでいいんです。
甘い見込みで見切り発車するから、すぐに苦しくなる。
発車する前に、あえて厳しい収支計画から考え始め、悩んで悩んで知恵を出して行く。
いろいろなアイデアが出てくる度に、収支計画も微調整を繰り返していく。
そうやって、考えに考えた末にたどり着く「これなら行ける」という境地。
だから上手く行く。
私はそんな風に考えています。
力強い新戦力が加わって、いよいよ伊東(伊豆)から神奈川に進出します。
その決起集会(呑み会)。
これから益々楽しみだ!!