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おもてなしの心

 

こんにちは。理事の才木です。
先々週は「自分自身の身体管理」について書かせていただきましたが、年末近くになると、飲食会の機会も増えてなかなかコントロールするのも大変な時期になってきますね。
さて、ジムやスタジオの提供価値は機能的価値と情緒的価値の充実があってこそ、お客様の居心地も良くなり、つまるところ在籍力が上がる、また口コミなどの紹介で新規の方がコンスタントに入会してくださるという理想の流れができ、それをいかに現実にしていくかが課題になっていきます。
理屈ではわかっていても、人間のすることです。
なかなか理想像に近づけるためには日々の業務の中で地道にやり続けなくてはいけません。
たとえば、情緒的価値などはお客様との関係性を良好に高めることによってお客様が居心地の良さを感じたり、楽し
みに来てくださるようになることで価値は上がると思うのです。
そのためにも創意工夫を重ねたイベントや勉強会などの開催を通じてコミュニケーションをとり、共感を得たりフィットネスリテラシーの向上につなげるなど一回きりではない、年間を通じての積み重ねが必要だと思います。
一口にイベントといっても小規模なものから年間行事的なものもあると思うのですが、やはりほぼ全員が楽しめること、やることで気持ちの負担にならないこと、そして、お客様が積極的に参加したくなるようなイベントであることだと思います。
また月ごとに変えるディスプレイは、お客様に季節感を感じてもらうため、またクリスマスやお正月は1年間の御礼と新年に向けてのご挨拶も兼ねて「おもてなしの気持ち」を表わすこともとても大切なことだと思います。
長年やり続けていると倉庫はそのような小道具や大道具でいっぱいになってしまいます。
でもお客様の喜ぶ顔が見たい、少しでも楽しんでくつろいでいただきたいと思うと力を入れずにはいられません。
スタッフにもこの「おもてなしの心」は受け継がれていると感じています。
どちらか一方に偏らず機能的と情緒的価値のほど良い融合がお客様の在籍を長くしてくださるのではないかと思います。
今年もハロウィンがすんだ翌日には、大きなクリスマスツリーを玄関ディスプレイに飾り、館内をクリスマス一色にしてお客様をお迎えしています。
ちょっとした待ち時間やおしゃべり時間のひとときでも楽しい空間を味わってもらいたいのです。
もちろん、自分たちもとても、楽しんでいますが。(笑)