皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
たぶん、ちょうど1年前のブログも箱根駅伝について書いたような気がしますが、今年も想いが強すぎて箱根関連の話題です。
1月2・3日、ご覧になりましたか?
今年で98回目ですって。
戦時中の中止期間などがあったので、今年で102年目の継走だったとのこと。
一世紀以上続く、一大スポーツイベント。
なぜ、こんなにも長い間、ずっと引き継がれ開催されてきたのだろう?
それを掘り下げ検証してみることで、何か事業を継続していく上でのヒントが見つかるかもしれない。
そんな風に考え、夢中になって見続けてきたこの35年を振り返ってみました。
やはり単純に、まだ幼さの残る若者達の「限界にチャレンジしている姿に心を打たれる」のだと思います。
わざわざ極寒の時を選び、一人20キロ走れる選手を最低10人揃え、車も唸る天下の険を駆け上る。
こんな無茶なレースはそうありません。
そして「みんなで繋げて作り上げる」という背景にも共感が起きるのでしょう。
そこには、一人一人が少しでも速く、確実にタスキを繋げるという「使命感」が生まれます。
だから、その使命を果たせたと思った瞬間、それから開放され、ばったり倒れるのだと思います。
最後は、出場選手210人(10人×21チーム)の一人一人に「物語がある」ことです。
ここまでの紆余曲折あった陸上人生。
故郷のご両親、祖父祖母、恩師、友人・・・・みんなの想い。
いろいろなものを背負った、一人一人の人生の物語がそこにある。
箱根駅伝からは、このようなものがグッと伝わってくるのです。
箱根駅伝から得た、事業継続のためのヒントをもう一度まとめると
「チャレンジしていくこと」
「みんなで作り上げること」
「使命感を持って事にあたること」
「自分のストーリーや想いを発信し、共感を作り出すこと」
このようなものになりました。
これを更にスモールジム経営の継続に置き換えてみます。
「(オーナー)トレーナーが確固たる使命をもってスモールジムを経営し、その想いや理念を常に発信し続け、自分が思い描く理想のジムを、皆で実現するために日々邁進する」
これが出来たらきっと、そのスモールジムは100年でも存続して行くかもしれませんね。
箱根駅伝のように。