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小さく長く貢献するスモールスタジオ

 

みなさん、こんにちは。理事の才木です。

 

私は、ジム&スタジオの経営をしていますが、どちらかというとスタジオレッスンが強みだと思っています。

 

最初にレッスンを始めたところは、公民館のホールや畳や空き店舗を時間借りして教えていました。

 

施設の環境といっても公共の場を借りますし、まったくキレイではないしホコリっぽかったりもします。

また、借りる申込の際に必ず、言われていたのが営利目的には貸せない、という注意がつきます。

 

月謝をとってはいけない、会費をとってはいけない、仮に徴収しても少額ならいいよと。『食べていけんわっ!』と心で突っ込み入れながらもどうしようもありません。

 

「営利目的」という言葉にいつも、カチンときながらもあなたの仕事も、みんなの仕事も営利があってやっているんでしょうが~、と多少突っ張り気味でした。(笑)

 

借りられないと困るので、サークルを立ち上げたメンバーさんの代表者がサークルで借りてくださり、謝礼として月謝を払ってくださってました。フリーランスの私としてはとても有り難かったです。

 

その後ベースになる場所をつくらないと、場所を点々としていてはメンバーさんに迷惑がかかると思って、思い切って小さなスモールスタジオとして店舗を出しました。

 

初借入、初起業、初 マイ スタジオ、初経営、初、初、初の連続で、しかも堂々と営利目的としても会費を頂けるようになりました。

 

18~20坪ほどの面積に床だけは、力を入れて足に負担のないような特別工事をしてもらい、入口のドアを開けたら、仰向けになって一斉に腹筋している姿にギョッとするような超小さなスタジオでした。

 

それでも狭いのでいつも満員のようにみられて、多少の相乗効果があったようです。

 

こうして、スモールスタジオから出発した私ですが、今でもスタジオレッスン、グループエクササイズの長所、強みは人を心身共に元気にすることができると確信しています。

 

イキイキと輝くような笑顔、ハツラツとした動作、笑い声、メンバーさんとのコミュニティを今でも色褪せずにもっていられることは感謝の言葉しかありません。

 

遊びに来る感覚、ストレスを発散しに来る感覚、そして自分の時間をもつため、自分自身のために

通ってくださるメンバーさんをみると、コロナ禍でも絶対に休まず営業してやる!と強い決意に変わります。

 

最近、よく言ってくださるのが「ここがあるおかげで毎日が楽しい」「ここがあるから自分の人生元気でいられる」「ここに来ることが励みになっている」「開けてくれてありがとう」などと過分な言葉を頂戴しております。

 

私達にとって、このような言葉はなによりの励みでやってきた甲斐があったと心の底から思います。

 

小さなことでしか貢献できていませんが、これからも続けることで小さく長く貢献できるのだとしみじみと思っています。