皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
今日のブログは「転職について思うこと」からです。
ここでいう転職とは「A社を退職し、B社へ入社する」というケースでのお話です。
これ(転職)により、状況が良い方へ好転した。
転職をして「よかった」「成功した」と思える人の割合って、一体どれぐらいだと思いますか?
まずは、いろいろな事情や理由・・・などを一旦横に置いて、確率(数値)だけで考えてみてください。
おおよそで構いません。
ご自身の経験や、転職をしていった友人・知人などを思い返したりして、どれぐらいの数値が思い浮かびますか?
私は社会人となり、34年ぐらい経過しました。
その間、数えきれないぐらい多くの人の転職を見てきました。
そんな私の体感値は、推定1~2割程度だと思います。
転職をして状況が好転し「とりあえず成功」と思っている人の割合は。
裏を返せば、十中八九「上手く行かない」「状況変わらず」というのが、私の見立てです。
よって「転職で上手く行く確率は低い」というのが、私なりの結論です。
(あくまで、確率の問題であって「転職が全てダメ」と言っている訳ではありません。くれぐれも誤解のないように・・・・・。)
では、なぜ多くの人の転職が上手く行かないのか?
それはきっと、この鬱積とした状況は周り(環境や関係者)が作り出している。
「私ではない」という思考のまま、新天地に行く人が多いからだと思うのです。
もちろん、無意識なのでしょうが・・・・。
次に、転職ではなく「独立・起業」について考えてみます。
「A社を退職し、独立・起業する」というケースにおいて、上手く行く確率です。
この場合、先ほどの転職(成功率1~2割)と比較すると「成功率は数段高い」というのが、私の周りを見てきての実感です。
それはなぜか?
先ほどと逆で「全て自分」という思考に、ならざるを得なくなるからです。
人のせいにしている暇なんかありません。
自分でやるしかないと覚悟が決まる。
だから「独立・起業は転職に比べ成功しやすい」。
これが34年の実社会における経験で、私が学んだことの一つです。