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脱・日常

 

皆さん、こんにちは。

 

理事の橋本です。

 

今日は少しプライベートなお話からです。

 

“天下随一の桜”と言われる高遠の桜。

 

「見てみたい!!」と思い立ってから、5年ぐらい経ったでしょうか。

 

やっと先日、念願が叶い、現地に降り立つことが出来ました。

 

きっかけは、高遠の近くに住んでいる従兄弟から「一度是非、高遠の桜を見に・・・」と年賀状をいただいたことからでした。

 

それから毎年毎年、想いはあっても実現できず・・・・・。

 

「今年こそは」と、事前にスケジュールを調整し、強行しました。

 

ある程度、計算したところもあるのですが、行った日がちょうど「満開当日」に。

 

 

最高でした。

 

 

桜で空が見えないなんて、人生初・・・。

 

 

また「桜を見下ろす」なんて初めて。

 

 

ここ4-5年ぐらいでしょうか。

 

様々なメディア等の情報から「ここに行ってみたいなー」とか「やってみたい」「食べに行きたい」等々、ピンときた瞬間、リストに書き留めるようにしています。

 

そして「実現しては消去」「発見しては追加」を日々繰り返しています。

 

なぜ、このようなことをするようになったかというと「日常から脱する」ためです。

 

ある時から「そうすることが必須」と感じたのです。

 

ある時とは、ずっと右肩上がりだった業績が、ピタッと止まり動かなくなった45年前。

 

自分自身の、その時点における限界を感じました。

 

「今までの思考や、これまでのやり方ではもう行けない」って。

 

中高年になり、それまでの長い人生経験で無意識にすり込まれた「こうあるべき」と「こうでなければならない」。

 

それら、独りよがりの正しさを握りしめたまま、毎日同じところで、同じことを繰り返していたら、益々「視野狭窄」となり、頑なになって行く。

 

その末路は「老害」でしかない・・・・。

 

頭打ちなった原因の一つは「きっと、ここなのだろう」と自分なりに理解したのです。

 

そこで、まずは意識して「日常から離れる」「日常に変化をつける」ことから試みて、実践を継続してきました。

 

その延長線上に、今回の「高遠桜」もあったのです。

 

ここ45年、自分なりに「脱・日常」を継続してきた結果、何となくですが「こうあるべき」「こうでなければならない」という囚われの気持ちが、少し和らいだような気がしています。

 

そして今期の業績も、一つの壁を越えることが出来そうです。

 

「仕事で結果を出すには、仕事以外で有意義な時間を過ごす」

 

そんなことを確信した、人生最高のお花見でした。

 

 

来週もまた「人生初体験」の予定があります!

 

これからも、人生初・初・初を更新していこうと思います!!