こんにちは!理事の神谷です。
先日、息子の中学野球公式戦を応援しに行く機会がありました。
中三の息子は中学野球は今年の夏が中学野球の締めくくり。
小学校卒業の頃にコロナが始まり、振り回されながらもどうにか三年生まで大きなトラブルもなく、部活に明け暮れて?きました。
緊急事態やマンボウが繰り返し発令される中でも、学校が部活動を継続してくださったので、部活の機会が損なわれることは少なかったです。
これは子供たちにとって、また私たち親にとってもありがたいことでした。
さて、そんな中、先日とあるテレビで名門野球部2校の先生の言葉を知る機会がありました。
超有名校で、競争も相当に激しいであろう学校です。
全く別の地域の学校の監督ですが、同じことを仰っていました。
「スポーツのプレーの質には、その選手の生き方が現れる。これは仕事にも通じることだ。」
妻と一緒にこのテレビを見ていて、「良いこと言う!」となりました。
妻が早速息子にこの言葉を伝えていましたが、本人は「あ~、また言ってる」的な反応・・。
親の心子知らず。私もきっとそうだったのでしょうね。
試合を見ていると、動きが機敏なよく鍛えられていると感じる学校の選手は、試合前後も試合中も動きが洗練されているように感じます。
ダラダラしている人はおらず、やるべきことを自分たちで進んでやっています。
プレーは一つ一つ丁寧で、洗練されている印象です。
「上手くなる」はこういうことなんでしょうね。
練習や試合を通じて、一つ一つのプレーと目的が明確で、かつシンプルで最短距離。
とは言え、ここに至るまでの道のりには、色々な振れ幅もあったんだろうなとか。
経験論的にでしか語れませんが、スポーツを競技として取り組んだ時に「上手く、速く、強く」などのような競争軸の中で、どこまで先に行けるかが問われます。
それぞれの要素を高めるためには、取り組む姿勢をより自分に厳しくしなければいけない局面が来ます。
その時、一つ一つ丁寧に一生懸命に、シンプルに出来るか。
これらを実現するための反復練習を繰り返せるか。
これがスポーツで言えば「プレー」、仕事で言えば「実行の質量(アウトプット)」に影響するんだろうなと。
名門校の監督さんの言葉を聞いて、自分の身が引き締まる思いでした。
まずは自分が気をつけよう・・と静かに心に秘めました(笑)