こんにちは!理事の神谷です。
暑い日が続きますが、体調はいかがでしょうか?
さて、私は週に1回、認知症予防の教室を指導しています。
参加者は合計16名前後。
社会課題になりつつある認知症。
高齢化が進むにつれて増えると考えられており、事実増えているようです。
推計を見ても増える試算ばかり・・。
2025年には700万人前後の方が認知症に罹患しているかもと推計されています。
認知症と一口に言っても、その中身にはいくつかの種類があります。
「アルツハイマー型」「血管性」「レビー小体型」「前頭側頭型」などです。
ここでは個々を説明すると長くなってしまうので、またどこかの機会でお伝えすることとして。
2013年に筑波大学の朝田先生らグループが行った調査結果では、内訳としては65歳以上の方では、アルツハイマー型が最も多いとされ、約67%。
調査結果の変化は、医療機関における診断精度が上がっていることが指摘されていました。
出来ることならなりたくない認知症ですが、現実としてこの2年の外出自粛要請などを経て、
潜在的な認知症はすでに増えつつあると考えられているようです。
また、地域自治体の介護保険関連の部署の方とお話をすると、認知症に関する通報が多くなり、
介護保険に関する調査認定も増えてきていて何だか忙しい・・ということもよく聞きます。
また、不思議と都市部に近い方がこの話をよく耳にします。
こんな話を経て、自分たちの仕事の無力さを感じざるを得ないこともあります。
予防に貢献できたとして、3カ月で20名前後。
出来たらもうちょっと多くの方に貢献したいなと思うことがあります。
私が考えている認知症予防指導のコツは、参加者さんに寄り添い、「楽しく」「考えながら動き」「交流を作る」です。
教室に通ってくださる方々は予防したいモチベーションを強く持っておられます。
多くの方に予防対策を届けることが出来ることは理想ですが、
現実としてはこれらのモチベーションがある方にしっかりと届けることが
まずは大事と考えるようにしています。
この先は、もう少しこれまでに届けられなかった方々の参加につなげられたらと思いますが、
さてどうやってそれを実現しようか・・。
と考えると、まだまだやれることがたくさんあって楽しみが拡がりそうです。