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「気」の塩梅、匙加減がお客様とのつなぎ目

 

こんにちは。理事の才木です。

 

今日の長崎はかなり大粒の雨が降っています。7月半ばに、戻り梅雨のような感じです。

 

雨の音をかき消すくらいの音楽とメンバーさんの活気で、スタジオ内は天気の影響はまったくないのですが、外から来られたメンバーさんの肩がちょっと濡れていたりすると、「こんな雨の中を・・・」と、本当に頭が下がる思いです。

 

そして、その気持ちに十分に応えていけるようにと身が引き締まります。

 

それが、私達へのいい刺激になっています。お客様のやる気を引き出すために私達がやることはたくさんありますが、逆にお客様のやる気や行動が私達にいい刺激を与えてくださることもあります。

 

それは、まさしく、いい刺激のGIVE&GIVEです。

 

刺激とは、「気」のようなもので、その人から発せられるパワーみたいなのかもしれません。以心伝心という言葉がありますが、いい気も悪い気も相手には伝わるものだと思います。

 

「気」とはみえないものですが、やはり自然と伝わってくるものです。

 

声の力、目の力、聞く力、話す力、そんな力が気となって、相手にも伝わっていくのかもしれません。マニュアル通りのサービスは大切ですが、このサービスに「気」が入っていないとAIとかわらない状態となります。気が強すぎても、弱すぎても相手にとっては重くも軽くもなります。

 

この「気」の塩梅、匙加減がお客様とのつなぎ目になるかもしれません。

 

その人その人にあった加減で気をゆるめたり、引き締めたりしてメンバーさんとの距離を保っていくことも日々の中では必要になってきます。つかず離れず距離を保つことで長いお付き合いにもつながっていくのです。

 

ということを、長年のメンバーさんとのおつきあいで学ばせていただきました。こんな天気の日には、いつもと違う雰囲気のメンバーさんもいらっしゃいます。そんな時は、いつもと違う気配りをして平衡を保つ勘も働かせなくてはなりません。

 

大失敗したこともありますが、そういう繰り返しをしながら人間関係ができていくのだとも思います。

 

「気」をゆるめたり、引き締めたりしながらお互いにいい気を出し合って、長く通っていただきたいと願っています。